がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

根性に逃げなるな

東日本大震災津波の前から行われていた、盛岡市菜園の「電線地中化工事」が、終盤にさしかかってきました。

気がつけば、街灯や信号が、こげ茶色の素敵なデザインに統一されています。

これが、また、秋空に映えるのですよ。

ほらね。

今朝の写真です。

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明日は、第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)に出場する岩手県選手団の結団式です。

が、

どこにもお知らせがないので、どなたもご存じないかと思います。

世界で唯一お知らせしているサイトは、私の「週末スポーツイベント」

これで良いのかなあ…とも感じています。

それはさておき、

第68回国民体育大会は、すでに、冬季大会(スケート・アイスホッケー・スキー)と会期前開催競技(水泳・ボート)の合計5競技が終了しています。

最近、

点数でしかスポーツを見なくなってきた、「やなかんじ」の私は、やっぱり、点数を数えるのでした。

去年の国体では、この5競技が獲得した男女総合の競技得点は53点

今年は、この5競技で、77.5点を獲得しています。

差し引き 24.5点の上積みです。

今年の目標は、男女総合890点(競技得点490点+参加得点400点)で、昨年の790点から100点伸ばそうというものです。

いい感じ…でしょ。

ところが…

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国体には東北ブロック予選がある競技がほとんどです。

今年の国体には、ラグビーソフトボール・バレーボールの3競技が、予選を通過することができなかったため、不出場です。

ですので、

岩手県からみれば、第68回国民体育大会の終了競技は

スケート・アイスホッケー・スキー・水泳・ボートに、ラグビーソフトボール・バレーボールを加えた、

8競技になるということです。

(じゃあ、参加得点が減るよね…)

という素直な考え方が湧いてくるでしょうが、ブロック予選に出場すれば参加得点はもらえます。

参加得点の400点は、不変です。

当然、2016年の「希望郷いわて国体」の時も。

先ほどの『前年比 24.5点増』は終了した5競技の比較です。

8競技で比較してみましょう。

昨年の国体では、ラグビーの成年男子が44点、ソフトボールの成年女子が20点、合計で64点をとっていましたから、これまでの5競技の増分から、不出場3競技の去年の得点を「減分」として引かなければなりません。

 24.5点・4点=▲39.5

(ぎゃあ、目標得点まで、あと、139.5点 !!!)

さて、あと10日、がんばりましょうね。

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今、読んでいる本(今頃、読んでるの、3年前の本…といわれるのを承知で)に、こんな記述があったのです。

根性に逃げるな

僕自身の体験を踏まえ、一緒に仕事をする若い人によくするアドバイスがもうひとつある。それは「根性に逃げるな」ということだ。

労働時間なんてどうでもいい。価値のあるアウトプットが生まれればいいのだ。たとえ1日に5分しか働いていなくても、合意した以上のアウトプットをスケジュールどおりに、あるいはそれより前に生み出されていれば何の問題もない。「一生懸命にやっています」「昨日も徹夜でした」といった頑張り方は「バリューのある仕事」を求める世界では不要だ。最悪なのは、残業や休日出勤を重ねるものの「この程度のアウトプットなら、規定時間だけ働けばよいのでは」と周囲に思われてしまうパターンだ。

(略)

「限界まで働く」「労働時間で勝負する」というのは、ここでいうレイバラーの思想であり、この考え方でいる限り、「圧涛Iに生産性が高い人」にはなれない。冒頭で書いたとおり「同じ労力・時間でどれだけ多くのアウトプットを出せるか」というのが生産性の定義なのだ。

プロフェッショナルとしての働き方は、「労働時間が長いほど金をもらえる」というレイバラー、あるいはサラリーマン的な思想とは対極にある。働いた時間ではなく、「どこまで変化を起こせるか」によって対価をもらい、評価される。あるいは「どこまで意味のあるアウトプットを生み出せるか」によって存在意義が決まる。そんなプロフェッショナル的な生き方へスイッチを入れることが、高い生産性を生み出すベースになる。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

さて、あと10日、

ここまでくれば、根性だ! 寝ないで頑張れ! 千本ノックだ! 血の汗流せ、涙をふくな!

などと

「根性に」逃げないで、最後の最後まで、しっかり、がんばりましょうね。

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でもなあ…

次から次へと、様々なことが、湧いて出てくるよなぁ。。。

根性に逃げても、レイバラーと呼ばれても、悪くはないような気がしてきた。