はい、お疲れ様でした。
お正月から7が月ちょっと、お盆がやってきます。ゆっくりと充電しましょうね。
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昨日は、朝一番で、わが課が主催する「生涯スポーツ指導者講習会」に行ってきました。
午前中は、
早稲田大学スポーツビジネス研究所の松澤淳子さんが、講話と演習をしてくださいました。
講話は「スポーツ基本計画とスポーツ指導者の役割」、
演習は「スポーツへの参加を促す企画づくり」をテーマとするグループワークです。
私は、残念ながら講話をお聞きしただけで事務所に戻らなければならず、演習の内容はわかりませんでしたが、演習の資料、つまり、グループワークを進めるための資料は手に入りました。
あっ!? っと思ったのが、
「スポーツへの参加を促す企画づくり」のための資料の、はじめと終わりの項目です。
1 想定対象 30代お疲れサラリーマン(男性)
…
4 みんなで審査 30代男性になったつもりで、最も「魅力的」と思ったプログラムを一つ選びます。
さらに、日本サッカー協会のJFAスポーツマネージャーズカレッジの資料をひいて、30代お疲れサラリーマンのイメージを規定しています。
こうです。
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午後は、学校給食関係の会議に出ていました。
その後、休暇を3時間いただきました。
こういうことを書くと
(仕事休んでそんなところに行ったの!? いい御身分だね…)
という、
心外なご批判をいただくので、秘密にしておきたいのですが、話が続かなくなるので、白状します。
「地域イノベーションセミナー2012」〜地域振興における大学の役割〜』
というセミナーに参加させていただいておりました。
「新しい岩手型」の姿を具体化するためには、大学とも手を組んでゆく必要があるだろうと、何かヒントがほしくて参加したのです。
課の皆さん、忙しいところ本当にごめんなさい。
基調講演は
浜松大学ビジネスデザイン学部の山田穎二先生が「地域振興と大学」と題しておこない、
また、
会場となったインキュベーションセンターの入居企業のプレゼンテーションが
(株)アイカムス・ラボの代表取締役社長の片野圭二さんから「新技術開発のための大学の活用法」と題して行われました。
例によって、さまざまなことに気づかされます。
例によって、「参加した人だけが得をする」の精神ですが、一つだけ。
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山田先生の講演の中で「売る事づくり」に関するお話があり、その条件として三つが示されました。
(「ことづくり」については恥ずかしながら初めて聞く言葉で、これから勉強します。)
1 ダイナミックな地域間連携 伴に造り・伴に売る=補間連携
2 人&人 仲間みな応援団=名刺を 商品名を入れた
3 ターゲットを明確に
3番目のターゲットに関するお話の中で、
浜松の「シェル・ブルー・ドゥ・プロバンス」という「アンティークとフレンチ雑貨のお店」のお話がありました。
ご覧ください、そのお店の事業計画のなかの、この具体的なターゲット想定を。
【お客様はこんな方】
子供と過ごす時間を大切にしたい、でも自分の時間も充実させたい、と考えているミセス
年齢…32歳
職業…主婦(1日4時間、週4日パート)
住居…浜松市大平台の4LDK・一戸建て
家族構成…夫(34歳)、長女(7歳)、長男(5歳)
ターゲットを中心に、30代前半の団塊ジュニア層を狙う!
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ターゲットを絞ること…これがないと、どんなことでも事業化はできないはずです。
よく考えてみれば、ターゲットを絞るためには、
対象をグルーピングすること、そして、対象に優先順位を設定することが求められるのです。
「みんな」に「すべて」を、ということは、何も言っていないのと同じことだよな…
「ターゲットを絞ること」は、私に足りていない分野だなあ…
と、つくづく、感じます。
私のスキルを向上させるか、その分野に通じた人に助けを求めるかしなければなりませんね。
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講師の方がこうおっしゃいました。
『俺に関係ない…と思ったものは、すべて自分に関係のない存在になる。』
この言葉にグッときながら、お盆休み突入します!