大学の監督によく言われた言葉を思い出しました。 『パスは、相手に渡って、初めてパスになるんだよ。 相手が取れないボールは「パス」したとは言えない。 ただ「ボールをぶん投げた」だけだ。 そこにあるのは、自己満足だけだよ、hirafujiくん』(ということを関西弁で) 情報もそういうものだろうなぁ…と思いをめぐらせました。 『情報は、相手に伝わって、初めて情報になるんだよ。 相手に伝わらないことは「情報」とは言えない。 ただ「言葉をぶん投げた」だけだ。 そこにあるのは、自己満足だけだよ、hirafujiくん』これでしょ、これ。 ◆よく覚えているねぇ、2008年の話だよそれ! でも、違うような気がしたんだ。 何のために、パスをするのか…単に「ボールを相手に渡すこと」じゃあない。 ◇えっ!? ◆「パスされた人がそのボールを持って何かのプレーをする」ことをもって、 「パスの成功」というんじゃないか…とね。 ◇ほ、ほう。 ◆「発して何かの行動に導く」ところをちゃんと狙っているんだろうな、と… ◇はい、はい。 皆さん、そんなことは百も承知で、取り組んでいらっしゃいますよ、hirafujiさんじゃないんだから。 ◆で、本当の心配はね、 図書館ルートや国際交流ルート、クイズルートや七夕ルートで「スポーツ」にやって来た方々を、 ちゃぁ〜んと受け入れる「システム」を私たちは準備できているんだろうか… と不安になっているのさ。 ◇なるほど。私も不安です。 ところで、とても流行ってる街なんですよね。 やっぱり、ネオンとかギラギラなんでしょ、その町。「お」とか頭につけたら変ですよね…うふふ。 オ、サ、カ、ン…あらやだ。 ◆な、なにが? ◇「盛んな町…商店街」でしょ、七夕やってたのは? ◆サカナチョウ!肴町!
昨日の肴町七夕
昨日は、月遅れ七夕なのだそうです。
思い出して、肴町商店街のサイトを確認しました。アーケードで「盛岡七夕まつり」をやっているはずだからです。
果たして、やっていしまた。
しかも昨日が最終日。おまけに昨日は「氷の彫刻展」まであるという…
行かない手はありません。帰りに大遠回りして肴町経由で帰ることにしました。
「中の橋通り」側からアーケードに入ると、
パン屋さんの前にアンパンマンシリーズの七夕かざりです。
本物のパンでつくられたモビールがぶら下がっていて、大人気。
露店の匂いの中を、負けずにずんずん進んでゆくと、
で、で、で、出たぁ〜ロンドンオリンピックかざり!
イギリスの国旗のボール、その下に五輪のマーク、
さらにその下には、これでもか、という程の金銀銅メダル。
これだけでも、十分、手がこんでいるのに、
左右の表彰台の下には、左に女子サッカーの岩清水選手、右には男子体操の内村選手までが仕込んであります…
おまけに内村選手は金メダルまでつけています。素晴らしい。
この前、記事にしてお知らせした県立図書館の例や国際交流協会の例にもあったように、スポーツ以外の多くの人たちが『ちなみ』イベントをしてくださっているのです。
(でも、氷の像は影も形も見当たりませんでした…。片付けられたのでしょうね。残念。)
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「くっつき」の可能性を考えなければなりません。
図書館とスポーツ、国際交流協会とスポーツ、八重洲地下街とスポーツ、そして、肴町商店街の七夕とスポーツ…。
あ、そういえば、盛岡さんさ踊りとスポーツもくっついていました。
さまざまなところでスポーツが姿を現しています。
ここで、ふと、不安になるのです。
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◇はい、はい。アマノジャクですね、得意の。
さまざまなところで、さまざまなものとスポーツが結びつく姿…良いじゃありませんか。
◆「発して終わり」じゃないだろうなと…
◇えっ!?
どなたも狙いをもって、さまざまなことをなさっているんですよ、ちゃんと。
このことを仰りたいんでしょ、むかし、このブログで書いていたこのこと。