がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

名物を扱うこと

午後一番で、盛岡駅裏の歯科医師会館に行く用事がありました。

いわてスーパーキッズの夏季合宿が今日から始まり、その初めのプログラムとして「歯科検診・歯科講話」が行われたのです。

講演なさったのは、一昨日・7月25日の岩手日報『歯科ケア、五輪へ万全 岩手医大・近藤教授』という見出しで(リンク切れ用心のpdf

日本オリンピック委員会(JOC)のスタッフとして、JOC強化指定選手の歯科検診や治療を担当」と紹介されていた、

岩手医大歯学部教授の近藤尚知先生と

以前もスーパーキッズに講義していただいた

国立スポーツ科学センターの歯科衛生士・豊島由佳子さんの

お二人です。

日本代表選手に直接かかわっておられる方のお話をお聞きできることは、本当に幸せなことですよね。

さらに、

岩手県歯科医師会のスポーツ歯学関係の先生方がレントゲン撮影を含む歯科検診をなさってくださいます。

お仕事を休んで、いわてスーパーキッズの事業にご協力にしてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

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この前、行ってきた「そば屋寄席」のチケットには、盛岡のそば屋・東屋の「割引券」がついていました。

東屋は盛岡駅前にもあるので、昼はそこにしようと考えました。

平日だし、駅前にはサラリーマンもそう多くないし、空いているだろう…と、行ってみました。

空いてはいますが、ほとんどが「予約席」でした。端っこのテーブル席に相席となりました。

時間がたつにつれ、

昼から「わんこそば」を食べる人は、この世にはいないはずだ…という私の誤った考え方は見事に覆されました。

予約席には続々と「わんこそば」のお客様がいらっしゃいます。年齢も性別も様々。あちらこちらで「ハイジャンジャン」が始まりました。

そういえば、桜山神社の前の「ジャジャ麺」屋さんは、お客様を長い列にして待たせていますし、

「盛岡冷麺」は、交通渋滞を引き起こすほど、お客様を並べていたことを思い出しました。

(あ、名物って、こういうことなんだ。すごい力を持ってるんもんだなぁ。)

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それはさておき、

「そば屋寄席実行委員会」が発行した、東屋各店で利用できるという「そば全品半額」券が本当に使えるのかどうか不安になった小心者の私は、注文の前に、お店の女性店員に尋ねたのでした。

 平:こ、これ使えますか? は、半額になるんですよね…

 店:もちろんですとも。

   お客様、この前の寄席においでいただいたんですね。

   本当にありがとうございます。

   落語はお楽しみいただけましたでしょうか?

 平:は、はい! とても楽しかったです。

(すごいなぁ、このお店! 名物を提供し続けるお店って、こういうお店なんだ!)

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◇なるほどね。

 どんなに良いコンテンツを持っていても、知られていなければ「名物」にはなりえないし、

 どんなに有名な「名物」を持っていても、

 お客様をおもてなす気持ちをもって接しないと、長続きしないんですよね、きっと。

◆いいこと言うねぇ。

 物があっても人がなければ…というところだねぇ。

◇ですです。

 両方を兼ね備えないといけないですね。岩手のスポーツ界でも。

◆ぎゃふん。

 ところで、裏表ってどういうこと?

 僕は、全然、見分けがつかないけれど…君、わかるの?

◇またまた、わけのわからないことを言いだすんですから、もう。

 いったい何のことですか、表とか裏とか?

◆ナスだよ、茄子。

◇な、ナス?

◆さっき、「表茄子」って言ってたでしょ。

◇あ、「もてなす」に「お」を付けちゃった。

 本当は「おもてなし」なんですよね。失礼、失礼。

◆えっ、それもわからない!

 君、わかるの、梨の表裏が!? 「表梨」だなんて。

◇ばぁ〜か。