がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

2校34名

今朝の岩手山です。

雪化粧の山を見ているうちに『冬山登山』という言葉が頭に浮かんできました。

いいえ、いいえ、私が登ろうとは思っていませんし、とても、とても、無事に帰ってこられるとは思えません。

行きませんからご安心を。

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この冬は、岩手県内では「2校34名」なのだそうです。

ショッキングな数字です。

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先週、『岩手県高等学校冬山登山計画書検討会』という催しがあり、この前、その報告が回ってきました。

検討会は、

部活動として冬山の登山を計画している岩手県内の高等学校の関係者と、山岳関係の方々が集まり、

その登山計画が安全で妥当性があるものか、そうでないとすれば、計画のどの部分を修正すればいいか、

ということを検討する目的で、毎年、開催されています。

その

検討会に提出された今シーズンの計画が『2校34名』分だったのです。

一つの学校は、

  岩手山(日帰り3回)、鞍且R(日帰り3回)、三ツ石山(1泊2日=三石山荘泊)で、

  実人員は男25名・女3名の28名

もう一つの学校は

  五葉山(1泊2日=石楠花荘泊)、兜明神岳岩神山(1泊2日=兜山荘泊)で

  実人員は男子6名で女子はいません。

様々な要因があって、この数字…ということはよくわかります。

この数字が、多いのか少ないのかもわかりません。

しかし、

雪の積もる山に日帰りで行ってこられる環境を持っていながら、『2校36人』で本当に良いのかなぁ…

と考えてしまいます。

昨日は、

高いレベルを目指し、優れた活動環境を求めて県外に行く人たちのことを記事にしました。

今日は、

都道府県に勝るとも劣らない活動環境を持ちながら、この活動状況…という記事です。

そういえば、

スキー、スケート、アイスホッケー、カーリング…冬季競技の競技人口の減少がよく話題に上ります。

もしかすると、

『都会の環境が最も良く、岩手の環境は変えられるべきものである』

という硬直した見方に囚われて、検証もせずに動いている私たちに原因があるのかもしれません。

気をつけなければいけません。

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 ぎゃはははは!

 今日、届きました。

 宙に浮く(ように見える)水晶玉「FUSHIGI」

 (げへへへへ、練習してみんなを驚かせよう!)

 と思ったのですが、

(誰に見せる機会もないだろう、いいや、やって見せても見てくれる人はいないだろう)

ということに、

今さら気がつき、得意の衝動買いを反省しながら愕然としている「討ち入りの日」です。