がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

種まいて生やす

昨日の夕方の岩手医科大学附属病院前です。

さんさ踊りの太鼓の音が聞こえたので、窓から外を見ると、病院の駐車場で踊りが始まるところでした。

玄関には入院患者さんでしょうか、たくさんの人が集まっています。調べると、岩手医科大学チームは、昨日のパレードに出ています。

会場に行けない方々のために、出発前にご披露していたのですね。

素敵なチームです。

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北東北インターハイが開催されていますが、8位以内の入賞が2競技で4つと、県勢の成績は芳しくありません。

なんとなく、元気が出ません…。

しかし、

フェンシングでは準優勝とベスト8が出ています。

女子個人エペで千葉春菜さん(一関第二)が2位、女子個人サーブルでは佐藤葵さん(一関第二)がベスト8です。

昨年のインターハイでもフェンシングが2つの入賞を果たしました。

2つの入賞は、インターハイ・フェンシング競技での岩手県選手としては初の快挙でした。

そのことは、去年の7月に「まかぬ種は生えぬ」と題して記事にしています。

少し写します。

沖縄では、岩手の高校生が、何かすごいことを起こしているような気がしてきました。

いや、

これまで、すごいことをしてきた結果が現れてきたのかもしれません。

調べれば、

岩手のフェンシングは、本格的には1970年の岩手国体の開催を契機として活動を開始したようです。

1970年発のスポーツは、

ホッケーがオリンピック選手を、カヌーとフェンシングが日本代表選手を出して、世界に大きく羽ばたいています。

「まかぬ種は生えぬ」いや「まいた種が生えた」、いやいや、「種まいて生やす」…ですね。

今年も、2つの入賞でしたし、

準優勝は、現在、ナショナルチームメンバーの熊谷美香選手(一関第二高校→日本体育大学→警視庁)が平成15年に個人エペで準優勝して以来、8年ぶりのことです。

また、

フェンシングは、平成11年の岩手インターハイの強化を契機に、平成10・11・12・14・15年と入賞を出していましたが、昨年までの6年間は入賞する選手を育てられずにいました。

そこに、

ここ2年の、この成績です。

私の勝手な思い込みですが、

きっと、この6年間で「何かを変えた」成果が、この2年に現れているものでしょう。

見習わなければなりませんね。

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「伝説のセールスマン」と呼ばれていたプルデンシャル生命甲州賢さんの「伝説」として出版された、

神谷竜太(編・著)「プロフェッショナルセールスマン」という本の中に、甲州さんがこういっていたというくだりがあったことを思い出しました。

小見出し

「気合や根性には、再現性がないんです」

失礼を承知で、一部、引用します。

目標設定の10パーセント程度のアップですと、気合とか根性で達成できるんです。でも、それでは再現性がない。再現する可能性が低いです。いつまでも気合だけですから、長続きは望めません。

でも、ビジネスの方向性をきちんと自分なりに定義して、仮説検証して出した結果というのは、再現性が高いです。それがちゃんと自信として蓄積されていくわけですし。だから、あと一年でライフプランナーを辞めるって決めていれば、もうそんなのは気合だけでセールスをすればいいでしょうけど、あと何十年ということを考えたら、ちゃんと仕組みをつくって、頭を使ってマーケットを開拓して仕事をしてゆかないと長くは続きません」

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◇きゃはははは!

 hirafujiさんが、さっぱり成果が出せない訳がわかりましたぁ!

◆き、気合と、こ、根性が、足りないとでも…?

◇ちがいます、ちがいます。

 気合や根性で「110%アップ」を狙ってもダメなんですよねぇ、もともとが「0」の人は。

 「0×1.1=0」っていうことなんですよ!

◆ぎゃふん!