がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

北東北総体開会式

今日はとても素敵な朝を迎えました。

平成23年全国高等学校総合体育大会の総合開会式に行くために、昨夜、青森に泊まっていました。

朝、ホテルを出ると、出口のそばに補助係員のユニフォーム姿の高校生が立っていました。

私の様子を見て、

「おはようございます! シャトルバス乗り場は左です!」

左に向かって少し歩くと、もう一人の高校生が

「おはようございます! 左に曲がるとシャトルバス乗り場があります!」

バス乗り場に着くと、さらに一人の高校生が

「おはようございます! ここに並んでお待ちください!」

(ああ、インターハイっていいなあ…)と改めて感じました。

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それでは、総合開会式に出てきた高校生をご紹介します。

オープニングは岩手県立雫石高校の「さんさ踊り」(へへへ、岩手で始まる!)

次に秋田県立男鹿海洋高校の「なまはげ太鼓」(あ、女性は「なまはげ」になれないから太鼓なんだ)

そして、式典が始まり

青森県三沢商業高校のマーチングバンドが「旗」を先導します。

選手団を先導するのは、千葉学園高校・向陵高校合同のバトントワリング

もちろん、吹奏楽隊も合唱隊も高校生。

青森高校、青森西高校、青森東高校、青森北高校、青森南高校、青森戸山高校弘前高校、青森明の星高校、東奥義塾高校、青森山田高校の合同編成です。

式典が終わった後の公開演技では、

「創作ダンス」が青森高校、青森西高校、青森東高校、青森北高校、青森南高校、青森中央高校、青森戸山高校、青森商業高校の生徒たちが一生懸命。

「チアリーディング」が、青森西高校、青森中央高校、青森戸山高校弘前中央高校、弘前実業高校、黒石高校、青森明の星高校、東奥義塾高校、弘前学院聖愛高校、八戸聖ウルスラ高校、光星学院高校の合同チーム。

そして、青森中央高校による「群読」があり

やっぱり出てきた!

津軽三味線」は金木高校、五所川原第一高校の合同編成。

とうとう出てきた!

「ねぶた乱舞」は青森工業高校、浪岡高校、五所川原農林高校、青森山田高校、東奥学園高校の皆さん。

最後に、青森高校、青森西高校、青森東高校、青森北高校、青森南高校、青森中央高校、青森戸山高校、青森工業高校、八戸高校、青森明の星高校、八戸工業大学付属第一高校の応援団幹部による(フレー、フレー、日本!のかけ声の)「選手団激励」は、高校生出演者大集合!で行われました。

選手団は、この「大集合の高校生」に見送られながら集団の真ん中を退場しました。

大感動のうちに開会式は終わりました。

(やられたな…青森に)

と思うと同時に、

(高校生が活躍する場をたくさん提供し、さらに、多くの皆さんにご披露しているな)

と感心しました。

選手はもちろん、関わる高校生をも育てる…素敵な大会になるでしょう。

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国民体育大会の主催者・日本体育協会が定める「国体開催基準要項」には、式典に関して次の決まりがあります。

(4) 総合開・閉会式時に集団演技を実施することができる。

「できる規定」は、規定上は「しなくていい」のです。

つまり「縮小開催」だとすれば、今日のインターハイの総合開会式のような、

多くの人たちの活躍の場と活躍を見る場という、「集団演技」は真っ先に削られるんだろなぁ…と、

(やっぱり、フル規格でやりたいな…)

と、再び感じていました。