がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

作文と絵画

「全自動 お盆前準備市」というテレビCMの音声が耳に入りました。

(も、もしかすると、頼めばお盆の準備が全て出来るのかな?

      すごい世の中になったもんだ! ところで、何をもって「全自動」なんだろう?)

と画面を見ると「天治堂」という仏具屋さんのコマーシャルでした。

お盆準備に消極的な心理状態が、そう聞こえさせたのでしょうね。

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 職場で日本体育協会創立100周年記念事業

 「絵画・作文コンクール」入選作品集が回ってきました。

 日本体育協会は創立100周年記念事業として、

 スポーツをテーマとした

 小・中学生『絵 画・作文コンクール』を、

 昨年8月から12月まで行い、

 全国から寄せられた絵画482点、作文714点の中から、

 入賞・入選作品を決定しました。

その作品集です。

絵も作文も素晴らしいものがたくさんあり、スポーツの楽しさや難しさ、感動を伝えてくれています。

(上の絵は小学生絵画の部の最優秀賞、鹿児島市立東谷山小学校6年・稲盛雅弥 さんの作品)

その中でも、

小学生作文の部の最優秀賞、大山町立大山小学校一年(鳥取県)・牧はるか さんの

「二つのたからもの」は本当に素晴らしいものです。

ここに全文がありますので是非お読みいただきたいのですが、結びだけをチラリと引用します。

わたしはトライアスロンに出て二つのたからものをみつけました。一つ目は、れんしゅうして一しょうけんめいがんばること、二つ目は、がんばった人に、

「おめでとう。」

といえるあったかいきもちです。わたしはこれからもスポーツをがんばって、たからものをたくさんみつけていきたいです。

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◇どうしたんですの?素晴らしい作文を読んだのに元気がないじゃあありません?

◆ショックなんだよ。岩手からは、だれも入選していないことが。

◇あらまあ、どれどれ…

 東北各県では、

 小学生作文で秋田が佳作、宮城が優秀賞。小学生絵画でこれまた宮城が入選、

 中学生作文では山形が入選

 宮城が2、山形1、秋田1の入賞・入選ですね。

◆ほほう、岩手のほかに、青森と福島が入選していないんだね。

◇やっぱり。

◆えっ!?

◇宮城15位、山形27位、秋田30位、青森34位、福島35位、岩手39位…

 上位3県が入選していて、下位3県に入選者がいない

◆な、何の話?

◇去年の国体の男女総合成績とリンクしてるなあ…と思いませんか?

 

 たぶんですよ、たぶん、

 国民体育大会における競技力は、

 子どもたちが「スポーツが楽しいなぁ」と思う気持ち、そしてさらに、

 その気持ちを 文にしたり絵にしたりして皆に伝える力にも比例しているんじゃないか

 と思えるんですよ。

◆そ、そのとおり…だよね。

 (そもそも、子どもたちにスポーツを楽しいと思わせようとしているだろうか…)

 (そもそも、応募をすすめたのだろうか…)

 ふぅ。

◇他人事のように。それは、hirafujiさんたちの仕事でしょ!

◆が、がんばります。