知り合いの方から、職場に電話がありました。
知：遠いところ、ご苦労様でしたね。昨日、帰ってきたの？
平：えっ！？
知：国体に行ってきたんでしょう？
平：えっ！？
知：だって、ラジオで「hirafujiさんがまとめた情報です」って国体の話をしてたし、
昨日、電話したら休んでるって言ってたし…。
じゃあ、なに、岩手にいてあの資料を出してたの？
平：あ、はい。
知：なるほど、じゃあ、「見て来たような嘘をつき」だったんだね。すっかり、だまされた…
平：し、失礼いたしました。
嬉しいような、悲しいような…。
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人の悪口は言いたくないのですが、あまりにも驚いたので…
岩手県は過去９年間、国民体育大会の男女総合順位が「東北最下位」でした。
（10年連続はいやだな…）と、東北各県の動きを注目していたのですが、
最終日の前日に、私の計算では、東北最下位にならないことがわかりました。小さく拍手しました。
その、計算があっているかどうか、昨日の夕方確認してみると、果たして東北で５番目の成績になっています。
レベルが低いといわれるかもしれませんが、やっぱり嬉しいものです。
東北６県の男女総合順位はこうです
12位：宮城 23位：秋田 28位：青森 31位：福島 36位：岩手 38位：山形
腰が抜けるほど驚きました。
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◇何をそんなに驚いたのですか？
◆秋田の順位です。
◇ほう、東北２位、全体で23位…いい成績です。
◆去年の成績をご存知？
◇あっ、秋田は去年の開催地でした。優勝しています。
去年の優勝県が今年23位…確かに順位は落ちていますが、こんなもんじゃないんですか？
◆えへん、昭和45年の岩手国体では、岩手が優勝。
その後、７位→９位→13位→20位→22位と推移しました。
◇やりますね、岩手も。でも、時代が違いますよ時代が。昭和の話でしょう！
◆じゃあ、2005年に国体を開催した岡山県は…
◇ああ、岡山県！
たこ飯、きび団子、宮本武蔵、大山康晴、忠ｺ夢二、人見絹江、カンコー学生服、倉敷美観地区、大原美術館！
◆はいはい。
開催年には優勝し、その後、11位→16位 ときて今年が 14位。
◇なるほど。
岡山の人口は195万…最近の開催地の大阪、兵庫のように大都市があるわけでもなく…。
何かが違うような…。
◆考え方でしょう、考え方。
◇…あ、わかった。よく仰っている、「目的地か通過点か」ですね！
国体の優勝が「目的」だとすると、優勝で終わり。
通過点だとすると、もっと遠くの目標に向かってさらに動いてゆく…。
◆うん。でも、秋田県も国体優勝だけを「目的」としたわけではないことは良く知っている。
今年はうまく行かなかったのかな…。
◇はい。
もしかすると、国体の順位に現れない指標を最終目標としているかもしれませんね。
ところで、
hirafujiさんの周りでよく言われている言葉をご存知？「目的地か通過点か」に似てますけど…
◆な、なんだろう？
◇「モクテキチカカアテンカ」
◆えっ！？もう一度。
◇「目的地、かかあ天下」
◆…。
