がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

わき出る感情

昨日の午後は、教えてもらいたいことと、お願いしなければならないことがあり、役場に出かけました。 用事が終わって帰ろうとすると、奥の方から何度かお会いしたことのある方が出ていらっしゃって、しばらくの間、お茶を飲みながらお話をしていました。 昔はこういうことを「油を売る」と言って、いけないことのように感じていたのですが、 最近は、 このようなことをして情報と刺激を得ないと、「油切れ」を起こして自分自身が焼きついてしまうだろうと考えています。 昨日も、 いろいろなことを、たくさん勉強させていただきました。 その中で、 「私たちの町の『強み』を生かすためには何をしなければならないか」という話がありました。 「紫波の強み」を「発酵・醸造」ととらえ、 その関連の事業や教育はどうだろう、いや、やってみないか、いやいや、やるべきだ…ということです。 ここで、 役場の方がまとめておられた資料から、町内の「発酵・醸造」の様子を、少しご紹介します。 【紫波町内 発酵・醸造】   ○ 地酒…月の輪吾妻嶺廣喜堀の井   ○ ワイン…紫波自醸ワイン   ○ 漬物…青三 どうでしょう、まだまだできることがありそうです。味噌、醤油、吹Aチーズ… 全国を見渡せば 発酵の里神崎(こうざき)発酵食品の町沼垂(ぬったり:今は「発酵食が生きる町」) など、ユニークな活動をしている「発酵の町」があります。面白そうな気がします。 ********** おとといの夜、寝る前にテレビを見ていると、 膝のけがが原因で、バンクーバー五輪を最後に引退…と報道されている、アルペンスキー皆川賢太郎さんの談話が流れてきました。 「五輪後にわき出る感情で(引退かどうかの)イエス、ノーが出る」 ということです。インターネットでも同様のことが流れています。 (「わき出る感情」か!) ***** ◇発酵と皆川選手がどう結びつくのですか? ◆なんで、そう、結論を急ぐのかなぁ…少し時間を置いて考えてほしいねぇ。  たとえばここに大豆があるとする。 君はどうする、この大豆? ◇煎り豆にして、鬼は外、福は内!ですね。 ◆煮て、納豆菌で発酵させて納豆とか、こうじ菌に手伝ってもらって味噌にするとか、  考え付かないのかな… ◇納豆も味噌もスーパーで買うものでしょ! それで、どう結びつくのですか? ◆皆川選手の感情が「わき出る」という現象は、心の発酵だと思うんだよ。 ◇あっ、なるほど。  誰にでも、筋肉や骨や神経系は備わっているんですよね。  そこに何かの菌や酵母が加わると、発酵がおきてからだの中に変化が起きて、  何かの感情がわき出てくる。   ◆トリノオリンピックで「惜しくも4位」の経験とか、  「これまで辛いことや苦しいこと、そのすべてを1%も取りこぼさず、自分で引き受けてきた」経験とかが、  「感情」をわき出させるんだろうね。 ◇あっ!わかりました。  「発酵と醸造」は食品を作ることだけではなく、取りくんだ経験によって人の心も発酵させる…  と言うほどのところで、二つの話を強引に結びつけるわけですね。 ◆そんなところです。 ◇やっぱり。  でも、このテーマはhirafujiさんにピッタリです。 ◆へへへへへ、「わき出る感情」ね! ◇じゃなくて「薄幸と増長」 ◆ぎゃふん。 ********** 「氷都」を標榜する八戸市が一肌脱ぐようです。 開催地の決まっていない国民体育大会冬季大会スケート競技会の開催要請が青森県知事にあったとのニュースが流れています。
(青森)県スケート連盟の神山公祐会長は“再登板”の要請に困惑しながらも、「国体が中断する事態だけは避けたい。県から要請があれば快く引き受けたい」
と述べているそうです。(デーリー東北 10/02/04) 「わき出る感情」が行動を起こさせているわけです。 がんばれ「北の」南部藩、でも、ひとはだ脱ぎそこなって、がっかり「南の」南部藩…。