がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

やったらできた

前の日の夕方に使ったはずのファイルが、スタートメニューの「最近使ったファイル」にもう載っていなくて、Bドライブに探しに行く、午後一番の仕事 … 

大きなため息が出てしまいます。

**********

さて、おさらいしましょう。

図は、

昨年2009年の高校生の運動部所属状況を、その「減りぶり」を知りたくて調べたものです。

比較の対象を1999年にして作り直したものですが、

その年は

岩手でインターハイが行なわれ、岩手県の高校生が史上最多のインターハイ入賞を誇り、

高校生委員会などで地元高校生がインターハイで大会運営などに大活躍した年でした。

Y軸は、

2009年に岩手県高等学校体育連盟の競技種目別の「専門部」に所属している高校生の数です。

対数軸にしてあります。

X軸は、

1999年の所属人数を100とした時の、2009年の所属人数の割合です。

高校生の数全体を比べると2009年の高校生の数は、1999年を100として比較すると「76」でしたので

「75」で色を変えてあります。

4つの色分けゾーンについて説明します。

  右上の青ゾーンは「率を落とさず、大人数」

   (高校生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が低く、

     去年の部員が100人以上)

  右下の水色ゾーンは「率を落とさず、少人数」

   (高校生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が低いが、

     去年の部員が100人に満たない)

  左上の黄色ゾーンは「率は落として、大人数」

   (高校生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が大きいが、

     去年の部員が100人以上)

  左下の赤ゾーンは「率を落として、少人数」

   (高校生の人数が少なくなる割合よりも部員減少の割合が大きいが、

     去年の部員が100人以上)

「それで、どの競技がどれなのよ!?」と言われそうですので、

今日は「右」の二つのゾーン、

つまり、「率を落とさず、大人数」と「率を落とさず、少人数」のデータを明かします。

いかがでしょう。

驚くべきは「ボクシング」です。

99年比が100を超えていたのは、ボクシングの一つだけでした。

そういえば、以前、このブログでご紹介しましたが、

県内のあちらこちらに拠点を作って、子どもから大人までを対象に、「やってみたい」を実現させるシステムが完成しつつある競技です。

見習うべし★ボクシング です。

わがラグビーも、「青ゾーン」に位置していますが、率でも人数でもやっぱり下降傾向にあります。

「ご時勢」とあきらめたりせずに仕鰍ッを施せば「99年の人数」を上回ることが可能なことを、ボクシングが証明しています。

もはや「やればできる」などといっている場合ではなく、私たちも「やったらできた」をお見せしなければいけません。

**********

「やればできる」と「やったらできた」は、以前、使ったフレーズでした。

その時に、西和賀高校の進路指導に触れましたが、

もう一つ、西和賀高校の「やったらできた」が手もとに届きました。

紫波町の新体操イベントでの西和賀高校生のパフォーマンスです。

羨ましいやら、悔しいやら、恥ずかしいやら…

紫波町体育協会が西和賀高校に贈るものの試作品です。

 無断で載せてしまいました。ごめんなさい)