ホンダがF1から撤退する…というニュースが流れています。
モータースポーツにはあまり興味を持っていませんが、
世界のトップを争うステージから、日本のチームが撤退するということが、私にはショックです。
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岩手日報の夕刊に、全国高校サッカー選手権に岩手県代表で出場する、不来方高校に対する「募金」の状況が芳しくないという記事が載っています。
目標額が「2000万円」とありますから、
選手が大会に出場する経費そのものが足りないのではなく、
選手ではない部員全員と一般生徒の応援団を会場に送り込む経費が足りないのだと思います。
野球、サッカー、ラグビーの全国大会に応援団を出すことの意義は、だいぶ前に、記事にしていますが、
かいつまむと次のようになるのだろうと考えました。
■自校の選手を応援するということはもちろんではあるが
■全校応援をかけやすい競技が全国大会に出場する機会を利用し
■そのスポーツに関係していない子どもたちにも、「全国」を実感させることで
■子どもたちを大きく育てたい
今回、不来方高校には、
サッカー部員ではない生徒にも、日本のトップを争うステージをライブで体験するチャンスが巡って来たわけですから、この機会を逃したくないに決まっています。
なんとか応援団も派遣できればいいなぁ…と思っている次第です。
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この景気だから…
と、みんなが言っている「流行語」で片付けてしまいがちになりますが、
世界のトップや日本のトップを争うステージに人を出す…ということは「どのようなことなのか」をじっくりと考えてから、片付けるべきだな。
ものごとの意義はどの辺にあるのか…を考えることは必須だよな。
と、またまた、得意の「きれいごと」です。
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さて、長年の「意義」が認められて紫波総合高校が「小さな親切実行章」をいただきました。
花をつくったのはエコロジーフード系列という農業科目を選択している生徒たちですが、
街に配ってあるいたのは、農業科目ではない他の系列(科目群)を選択している生徒たちで、
「総合的な学習の時間」に街に行って、汗をかきながら「街のステージ」を飾ってきたものです。
売ればお金になる「お花」を、
売り物にせず街に飾ってもらうことの意義は大きなものがあると思いますし、
「この景気」でも続けて行かなければならないものだと思います。