今朝は、まだ雨が降っていませんでしたが、いわて銀河鉄道で出勤することにしました。
自転車を事務所に置きっぱなしにすると、明後日の「岩山自転車チャレンジ」に支障があると…取り越し苦労でした。
**********
午前中に、スポーツ振興事業団の事務所に行く用事がありました。
その事務所は県営運動公園の中にあるので、歩いても10分。
雨も小降りでしたので、傘をさして歩いてゆくことにしました。
天気の良い日は、散歩やらジョギングやらで賑わっている中央の道路ですが、さすがに、誰もいません。
道路の中ほどから左に折れて事務所に向かう途中に、船越保武の作という「国体記念像」があります。
(私は、ずうっと、「青年像」という名前だと思っていましたが… 盛岡タイムス には「国体記念像」とあります。岩手県民会館大ホールへの階段の右下にある像はその石膏原型であると教えられた記憶があります)
冬は布で覆われて養生されていましたが、今は、その姿をあらわし、周りを囲む噴水も水しぶきを上げています。
像のそばを通り過ぎようとすると
「ぱらぱら、びちびち、すうすう、ざあざあ、しゅーしゅー」
が入り混じった音が一斉に始まりました。
心地よい音です。
(!?)
(ああ、噴水の水の音!)
噴水は見るものではなく、聴くものなのかも知れないな…
誰もいない公園の中のお話でした。
**********
それで、帰りに、携帯電話についているカメラで撮影してきましたが、
ご覧のとおり、ピントはゆるいし、感動の「かけら」もお伝えできません。
**********
◇でも、『百聞は一見に如かず』ってよく聞きます。単純に平藤さん写真がへたくそだけなんじゃないんですか?
◆ちがうよ、カメラの性能だよ。弘法も筆を選ぶ!
ところで「一見」って単純に目で見ることだろうか? 写真でも見たことになるんだろうか?
◇また、始まった。どうでもいいことにこだわり出す!
じゃあ、調べてみますね。どうせ「ギャフン」に決まってますけど…
『あるものごとについて、なんどもくりかえし耳できいておそわるよりも、たった一度でもじっさいに見るほうがずっとよくわかるものだ。』
◆ほら、「実際」にとあるよ。
◇『たった一度でも何度も聞くよりは、見たり経験(けいけん)した方が分かること』
◆ほら、「経験」とあるよ。
◇そういえば、「味見」の見るは味覚ですね…
あら、本当だ。岩波国語辞典(第六版)には、「見る」の二番目の意味として
『視覚に限らず、広く感覚を働かして、探りとらえる。』とありました。
◆だろう!(えっへん)
だから、テレビやビデオではなく、現地でライブが理想だよって何回も…
◇恐れ入りました。ところで「弘法は筆を選ばず」が正しいと思いますが?
平藤さんには「下手の道具選び」がふさわしいかと…
◆あらら、今日もギャフンだぁ…