がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

紺と白と水色

◇ご出張だったようで。

◆はい。今日の昼まで、全国の会議があり、秋田に行っていました。

◇なんか、いいところに寄ってきたようで?

◆なんか、誤解を生むような言い回しですね。

 能代工業高校バスケットボール部の練習を見学させていただきました。

◇えっ!

 能代工業高校のバスケットボールといえば、全国優勝56回という全国屈指の古豪ですよね。

◆うん。

 春の選抜大会(88年春まで=1・2年生)10回、インターハイ21回、国体15回、

 冬の選抜ウインターカップ(88年冬から=3年生まで)10回。

 さらに、インターハイ・国体・選抜大会(春または冬)の3冠達成は9回。

◇どひゃあ。で、いかがでした?

 アメリカのプロバスケットに行っている、田臥選手とかのサインなんかもあるんでしょうね。

◆もちろん、ありました。

 大きさは、コート2面の普通の体育館でしたが、2階はベンチが2列の観客席です。

◇えっ!? 高校の体育館ですよね。

◆はい。岩手県では見たことがありません。

 しかも、学校の入口には「バスケット選手の銅像」があります。暗くて写真は撮れませんでしたが…

◇どれどれ、じゃあネットで。ありました、ありました。「全国優勝30回記念像」らしいですよ。

「もんもんの世界」 →バスケットボール→ 能代工業高校

 で、練習は、どうでした。どうせ、hirafujiさんはバスケットはわからないから居眠りだったんでしょう?

◆(無視して)

 2面使って練習します。ステージ側は12人。入口側はおよそ30人。

 しばらくすると、半袖短パンになりますが、ステージ側の12人は上下「白」、入口側は上下「紺」

 そのうち、ステージ側はランニングシャツになります。

 紺が5人、白が5人、水色が2人。

◇ウエアの色なんか聞いているんじゃありません。練習はどうでしたかって聞いているんです!

◆(無視して)

 たぶん、こうだろうなと…

 バスケットの試合人数は5人ですがエントリー、つまり、ベンチ入りは12人です。

◇あっ!

 ステージ側がベンチ入り人数ですね!白Tシャツが!

◆たぶんね。

 そして、紺色の5人から練習が始まるので、たぶんスタート、次の5人が白、残りの2人が水色。力の順。

◇ああ。

 水色になりたい。次は白になりたい。やっぱり紺色になりたい…と思って、頑張ってるんですよね。

◆たぶん。

 水色はネットの向こうには行きたくない、白は水色に、紺は白に落ちたくない…と

◇そろそろ、終わりにしないと…飽きてきましたが。

◆今日は特別な日ですから、我慢して下さいね。

◇特別?まあいいです、なんでも。

 ところで、練習は同じなんですか。ネットの奥と手前では?

◆全然、違います。

 第一、監督の先生は、ネットの奥しか見ていませんでした。

 今月末にウインターカップがある時期だからかも知れませんがね。

◇ああ、そういえば、昨日、組合せが決まったようですね。能代工業は準決勝で福岡大大濠

 試合前の大切な時期だったからかも知れないと…

 でも、手前は先生がいなくては、いつまでたっても、「向こう」には行けないんじゃないですか?

 それに、練習の指示や、評価はどうするんですか、一体?

◆ずうっと前に、能代工業高校バスケット部の前の監督、加藤廣さんの講演を聞いたことがあります。

◇ほう。

◆「マネージャー」を育てるんだ…と仰ってました。

◇ああ、お水の準備したりする。

◆じゃなくて、「生徒コーチ」と呼んでいました。

 力があるだけでもいけない、信望があるだけでもいけない…なかなか難しい人選であると…。

 選ばれた生徒も、もう「紺色」にはなれないわけですから、かなり悩むらしいのですが…

 昨日は「マネージャー」が両コートに、たぶん2人ずついたと思いました…

◇そうなんですか…すごいシステムですね…

 で、やっぱり、練習の中身はよくわからなかったんですね。

◆いやいや、衝撃を受けた練習は、手前コートの練習の一部。

  始めはファウルなし、トラベリングなしの「一対一」。

   オフェンスはドリブルなしで走ってよいし、ディフェンスは抱きついて抑えてよい。

  次に、ファウルはだめ、トラベリングなしの「一対一」。

   すごいスピードで走り回ります。

◇ほほう、さて、次は、一体?

◆残念ながら、「岩手県の方、バスへ移動して下さい、みんな待ってます!」でした…

◇残念。

 ところで、何が特別なんですか、今日は?

◆あなたの誕生日でしょう。満一歳の。

◇あらま、そういえば、このブログは、去年の12月1日に書かれ始めたんですよね!