ジャパンラグビー・トップイースト11 第6節 三菱重工相模原vs釜石シーウェイブス
前半
三菱は1トライ・1ペナルティーゴールの 8点
釜石は1トライ・1ゴール・2ペナルティーゴールの 13点
互角の戦いである。
ハーフタイムにトイレに行くと、釜石のアドバイザーSさんと隣り合わせに。
H:いいんじゃないの、今日は。いけそうだね。
S:ううん。フォワードの足が止まらなければ、いい試合が出来そうだね。
H:大丈夫でしょう?
S:いずれ、必ず「ヤマ」が来るから…
後半
三菱 5トライ・3ゴール・1ペナルティーゴールの 34点
釜石 1トライのみ 5点
片づけをしながら廊下を歩いていると、地元新聞社のFさんとばったり。
F:どうだったんでしょう?
H:後半ばったり足が止まっちゃったね。
F:ですね。前半と同じチームとは思えなかったほどです…
選手に聞いても、身体的に「きつい」わけではなく、フィットネスの問題ではないと言っています。
H:じゃあ、何なんだろうね、原因は?
F:わかりませんかぁ、やっぱり…。じゃあ、明日もよろしくお願いします。
夕食後、日本シリーズをテレビで観ていると
3回表
1アウト満塁で新庄の打席。一打大逆転の場面。さあ、川井…。ここは、この試合の山場だ!
そうか、『やまばかん(山場感)』か…
後半開始早々怒涛の攻めの三菱、必死のディフェンス釜石…。
ここが第1の山場。14分・18分の連続トライで三菱が同点・逆転。
その後、21分釜石1トライ返すも、追いつかず。
そして、第2の山場。
2点ビハインドの釜石、逆転なるか、三菱追加点か…
しかし、25分三菱トライ・ゴール、34分のペナルティーゴールで勝負あり…
一生懸命やっているんだけれども、チーム全体の『山場感』が欠けているのかな。
Sさんのいう「山」はこのことだったんだなぁ。
さすが、V7の戦士だ!
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◇なんのことか、さっぱりわかりません!「大切なことをわかりやすく」がモットーなんでしょう!?
◆これは、失礼。
試合を決定づける「チャンス」や「ピンチ」を全員がわかって、瞬間的に120%の力を終結すること=山場感
◇なんとなく、わかったような気がします。Sさんの言った「山」は試合を決定づける「チャンス」や「ピンチ」のことなんですね…
◆たぶん、そうでしょう。それを15人が察知できるかどうかが、今日の点差だったのかもしれません。
◇がんばれ、シーウェイブス!
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【追】ちょっと面白い新聞記事が ここ に