がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

200円の約束

今日のニュースは何もありませんでした

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◇新聞読みながら、泣いてませんか?

◆泣きたくなります、うれしくて、うれしくて。まず、お読みなさい

スポーツ界に明るさ見えた

先日、親子で岩泉球場で開催された全国スポーツ少年団軟式野球交流大会岩手県予選を応援に行きました。息子がどうしても大会パンフレットがほしいと言いだしました。おいてある場所がなかなか見つからず、大会本部付近にいらした男性に尋ねたところ、忙しそうでしたが、わざわざ奥まで行き「一部500円です」と持ってきてくれました。

今、息子は自分のお金で買い物をすることに喜びを感じており、その時も自分の財布から50円玉を十枚数えて支払いました。するとその方は自分の財布を持ってきて、「僕、小学生になったら野球やろうな。おじさんと約束だぞ」と言い、息子の財布に200円を戻してくれました。

岩手はスポーツ界で活躍している人が少ないと聞きます。小さい子を大切に育てていこうとする姿に、明るい未来がちょっぴり見えたような気がします。そして「子どもは社会の宝」という言葉をちょっぴり実感できた一日でした。

佐々木睦さん(岩泉町)の岩手日報「声」への投稿(2006/07/24夕刊掲載)

◇す、すばらしい!

◆子ども、お母さん、役員の方…どれをとっても「すばらしい」以外の言葉はありませんね

◇「僕」はスポーツの好きな子になるでしょうか?オリンピックを目指すんでしょうか?

◆思い出したんだけれども、スポーツの「きっかけ」は、他人から与えられるものですよね

◇はい、私も思い出しました

スキー複合の金メダリスト、三ヶ田礼一さんは、札幌オリンピックの金メダリスト笠谷さんから声をかけられて、オリンピック選手を目指した

◆『ぼうず、お前は身が軽いな』だったね

◇松野明美さんは、ご両親や先生・監督の『笑顔』が陸上競技を始める、そして、続ける力になった

◆「僕」もオリンピック選手になった時には、『200円の約束』がきっかけになったと必ず言うでしょうね

◇いや、必ず言わせなければだめです。というか、必ずオリンピック選手にしなければだめです

◆えっ!?

◇この「僕」は、スポーツの神様から「きっかけ」を与えられました

でも、残念ながら、今は十分な「環境」を与えることができていませんよね

◆は、はい

◇神様から「きっかけ」を与えられた「宝物」は、身近にたくさんいると思いませんか…

◆は、はい

◇……国体42位か……(と席を立つ)

◆……