トリノオリンピックまであと30日余り
スャjチのサイトで確認すると大部分の競技で選手が発表になっている
(まだ出ていないのは、エアリアル、ボブスレー、スケルトン、リュージュぐらいか?)
現段階では、2000年シドニー(夏)・2002年ソルトレイクシティー(冬)・2004年アテネ(夏)・2006年トリノ(冬)と4大会連続で選手がいない岩手県である
例によって出身地の調査を行うと
北は北海道から
南は
岡山(高橋大輔=フィギュア)
福岡(山田伸子=ショートトラック)
(なお、鳥取からもボブスレーの男子選手が出そうな雰囲気である)
雪や氷とは縁のなさそうな熊本・福岡・岡山に、冬季オリンピック選手がいて、
雪や氷だらけの岩手に選手がいない
ちなみに東北では全県に出身選手がいる
青森 斉藤慎弥・蛯沢 大輔・築館郁代(バイアスロン)、福田 修子(クロスカントリー)
秋田 泉めぐみ(バイアスロン)、高橋大斗・畠山陽輔・小林範仁(コンバインド)
宮城 荒川静香(フィギュア)、畑中みゆき(フリースタイル・モーグル)
山形 加藤条治(スピード←日本選手団旗手に決定) 、生田康宏(スキー・アルペン)
福島 目黒香苗(バイアスロン)
さらに、現所属が東北という人たちもいる(青森のカーリング、福島のフリースタイルなど)
ちょっとイメージ悪いですね
次のオリンピックは2008年北京。あと2年である
皆で知恵を絞って、なんとかしましょう
北京を逃すと、2010バンクーバーまで10年もオリンピック選手のいない県となり、岩手県の子どもたちは、オリンピックは「目指すもの」ではなく「見るもの」だと思ってしまいます
考えるヒントとして、カーリング女子の「チーム青森」の例を見てみましょう
メンバーは次の5名
小野寺 歩 (財)青森市文化スポーツ振興公社 北海道・常呂町出身
ソルトレークシティー代表(当時 札幌学院大学)
林 去} (財)青森市文化スポーツ振興公社 北海道・常呂町出身
ソルトレークシティー代表(当時 札幌大谷短大)
本橋 麻里 青森明の星短大1年 北海道・常呂町出身
All道産子ですが、青森県の選手ですよね
調べてみれば、青森に来たきっかけは、青森市スポーツ会館にカーリング専用施設があったことのようです。ちなみにこの施設は2003年冬季アジア大会を青森県で開催した時のものです
詳しいことは、BS-iのサイト→超人のページ←linkにありますのでご覧下さい
今の岩手の状況では、じっくり自前の選手を作ることと並行して、どっかから「借りてくる」「頂いてくる」ことをしなければ、2年後北京に選手を送ることは厳しいでしょう。
「借りてくる」「頂いてくる」ということが悪いことであるとは、一切、考えません
一流の選手が活躍できる環境を提供することも、その県の力であると考えるからです
私たちは、残念ながら、今は、その力をも持っていません
がんばりましょう
【追:スキーの追加選手を発表している、村里さんは、盛岡の人です】