岩手県ラグビー協会、今年2度目の、フルスイングの空振りです。
まず、明後日のトップリーグ会場変更。今シーズン唯一のトップリーグ盛岡開催に向けて、除雪用具・人夫を準備するなど万全の態勢であったとのこと。しかし、毎日の降雪でグランドそのものが軟弱すぎる状態で、開催は断念とのお話でした。
”LIVE!じゃなきゃ伝わらない”がテーマのトップリーグ観戦チャンスがなくなってしまいました。仕方がないので、明日は安比高原行き”オープンと同時に初すべり”をたくらみ、HPでコース状況のチェックをしたところ「3日のオープンはみあわせ」とのインフォメーションです。
ラグビーには多いけど、スキーには少ない積雪ということですね。
さて、岩手県ラグビー協会は、11月18日にニュージーランドに開催が決まった、2011年開催のラグビーワールドカップの地方会場を誘致するべく活動をしていました。県人口の1%を超え、さらに日本全体署名数の10%を超える署名(岩手県:16,640票=10月12日最終、日本全体:160,479票=11月16日最終)を届けるなど、地味ではありましたが確実な動きがありました。
ただし、ネックとなるのはスタジアムで、もちろんIRBに提出されたテンダードキュメント(開催申請入札書)には岩手の「i」の字も入っていません。新設するにも改修するにも厳しい状況ではありました。
しかし、長野に敗れた1998年の冬季オリンピック招致に民間サイドで関わった人たちからのノウハウ提供を受けながら、最後まであきらめなかったようです。
でも、日本に来ないことにはなんともなりません。迷いながらのフルスイング→カラブリでした。
スポーツ・イベントは「人づくり・地域づくり」であるとの考えで、自分たちのお仕事をなげうってでも岩手県・盛岡市のために頑張ってくださる人たちがまだまだおられます。どこの地域にもいらっしゃるでしょう。
1970年の第25回国民体育大会は岩手県で開催されましたが、そのときのテーマは「みんなの国体 のびゆく岩手」でした。もう一度、何かを機会として「のばそう岩手」をやってみたいと思いませんか?