Clarify the purpose of the project.
Inspired by Iwate sports magazine STANDARD.
先週、発売された、岩手スポーツマガジン「スタンダード Strandard」20年7・8月号(通巻70号)は「特別仕様」でした。
第1特集の
「岩手に響け! レジェンドからのエール」のはじめの見開きページの文には、こうありました。
2020年3月。
これを境に岩手の部活動が一変した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活動は大きく制限され、
特に3年生にとっては最後の大舞台を取り上げられてしまった。
これを受け、Standardは今号から特別仕様として発行する。
本来、日の目を見るはずだったすべての選手たちを掲載するため、
各号でさまざまな競技におけるチーム紹介のボリュームを最大化。
彼らが部活動に全身全霊で向き合い、打ち込んだ証を残す。
さらに今号では岩手ゆかりのアスリート、総勢19人にリモート取材を敢行。
自身の状況や、逆境におかれたときの心構え、
そして、岩手でもがき、悩みながらも
前に進もうとする選手たちへのエールをお届けする。
(強調は平藤)
***
今号には、
高校の運動部のうち、
第2特集の
高校野球(硬式)はもちろん、
これまで掲載されたことがないように記憶している、
軟式野球や卓球、そして、ソフトボールのカラー写真入りメンバー表が学校ごと(合同チームの場合はチームごと)に並んでいます。
先ほどご紹介した
本来、日の目を見るはずだったすべての選手たちを掲載するため、
各号でさまざまな競技におけるチーム紹介のボリュームを最大化。
した結果がこれです。
さらに、雑誌の中に、
「県内高校生スポーツ選手応援キャンペーン第一弾」という見開きのページが入っています。
こうありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、これまでの努力の成果を発揮する場を失った高校生スポーツ選手を応援したく、スタンダード岩手で県内高等学校運動部の選手名鑑を掲載します。スタンダード岩手7・8月号では、野球、ソフトボール、卓球の選手名鑑を掲載。8月増刊号と9・10月号を含めた3号連続企画として取り組みます。
***
なぜ、
今号に高校生がたくさん載っているのか
そして、
それはどのような計画で、いつ終わるのか
ということが明確にされています。
つまり、、
出発点と現在地と目的地がはっきりとわかる企画なのです。
しかも、もう動きだしています。
おそるべし★県内高校生スポーツ選手応援キャンペーン!
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この前、私が勤めている公益財団法人
岩手県体育協会の定時
評議員会で
「団結・結束 スポーツいわて」宣言が採択されました。
キーフレーズは
今、再びスポーツを通して団結・結束する時です。新型コロナウイルス感染 症を克服すべく、社会全体が前進しようとするにあたり、スポーツは人々の心 を癒し、人々に勇気を与える大きな力を持っています。 「新しい生活様式」のもと、新しいスポーツの在り方を新たな発想で創造していきましょう。
下の画像をタップすると宣言の全文が読めますのです、どうぞお読みください。
やっと本題です。
スタンダードを読んで、気がついたのです。
私たちが出した宣言は、
スタンダードの特別仕様に比べるとまだまだなのだ…ということを。
この宣言は、
陸上競技で言えば「位置について」の段階。
まだスタートしていませんし、ゴールも具体的には決まっていません。
出発点も現在地も目的地も白紙です。
きめなければ、始まりませんよね。
始めなければ、何ごとも起きませんよね。
がんばりますよ、がんばりましょうね!
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おまけ
■編集者でありライターでもあるの方の考え→
今年は11年目に入り、Standardも新しい挑戦をしなければなりません。新陳代謝も必要です。
■ライターを育てるプロジェクト→
今回のStandardでは、稼げるライター育成プロジェクトに参加していた生徒二人がライターとしてデビュー