今日・5月6日のお昼すぎ、
東北高速道路盛岡インターチェンジ付近の
道ばた風景。
外国の人が、ヒッチハイクを試みています。
二つ、心配事があります。
一つは、
無事に車に乗せてもらえたかどうか
もう一つは
無事に目的地に着いただろうか
ということ。
***
彼が
持っている看板には
「北上」と書かれています。
もし私が
「北上江釣子(きたかみ えづりこ)IC」に
向かっているのでしたならば
迷いなく
乗せて行くでしょう。
あ、写真には写っていませんが
女性も一緒にいましたので、なんとなく安心です。
で、
しばらく車を走らせると
彼はこういうかもしれません。
彼:ワイ ドヤ ゴ サウス?
Why do you go south?
私:キタカミ イザ セテ イン ザ サウス
フロン ヒア!
KITAKAMI is a city in the south from here!
彼:ワッツ ハプン!
ウィ ロート ウィ ワン ト ゴ ノース
オン ディス ボー!!
(と、持っていた看板を叩く)
What is happen!
We wrote that we want to go north
on this board!!
私:えっ、キタカミじゃなくてホクジョウ!?
To north? Not KITAKAMI!?
二人:オーマイゴ! ヒ キャント リード 漢字!?
(と、二人で顔を見合わせる)
Oh my God,He can't read Kanji!?
北上は、
私にとっては岩手県「北上」市しかありません。
でも、
もしかすると
彼らは「ホクジョウ」と書いているのかもしれません。
北に行きたいと言っているのに
南に向かって走られたら、不安ですよね。
さて、
彼らは、いまごろどこでどうしているのでしょうね。
***
先入観…ですね。
見方が偏って、しかも固定してしまっている。
あぶないですね。
で
渡邉洋介さんという
株式会社電通のコピーライターの方がお書きになった
『書くのではなく「見つける」。』というコラムをご紹介します。
冒頭はこうです。
電通のコピーライターですと自己紹介すると、「コピーライターってどうやって言葉を思いつくのですか?」「どういうふうにアイデアって湧いてくるのですか?」などと訊かれます。***でも僕は、アイデアというのは自分から湧き出るとかすぐにぽんぽん出てくるものではなくて、どちらかというと「見つける」という感覚に近いなと思っています。
商品の価値を自分自身が開発するのではなく、この価値は何なのだろう? ということをいろいろな角度から見つけにいく、発見するのが、コピーライターの仕事なのです。
(この下線部をタップして、是非、原文をお読みくださいませ。)
木村カエラさんの、
「レタスレタス」という歌の冒頭の歌詞のように
「レタスを ひとたま よくながめ」
てゆきたいものです。
がんばりましょうね!
あ、
レタスレタスがわからない人は
このブログの過去記事をお読みくださいませ。