明日・1月27日は
3月19日に開幕する
第89回選抜高等学校野球大会の
選考委員会が開かれ、
出場校 32校(一般選考28校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校)が
決定する日です。
私が勤務している
21世紀枠の東北地区推薦をいただき、
全国各地区の推薦校9校となっており、
明日、3校に選ばれるかどうか…という状況にあります。
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選抜高校野球の英訳をご存知でしょうか。
"an invitational high-school baseball tournament"
と、
三省堂のデイリーコンサイス和英辞典
には、載っています。
invitation なのです selection ではなく。
invite:招待する
select:選ぶ、より抜く
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高校野球以外の全国高校選抜大会は
地区予選の勝者や標準記録突破者などが
強い順に
地区出場枠権を得ます。
まさに
select です。
でも、
選抜高校野球は、そうではないのです。
invitation…です。
主催者が、そのチームの試合を見たい、見せたい、というチームを選んで大会をつくってゆくシステム、だと、私は考えています。
ですから、
一般枠の東北出場枠が「2」あったとしても、
必ずしも、
東北大会の優勝、準優勝チームが、出場校に選ばれるとは限らないのです。
特に「21世紀枠」に選ばれる3校は
魅力ある学校の
魅力あるチーム
であることが求められると考えています。
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そう考えた私は
12月22日に不来方高校で
第89回選抜高等学校野球大会21世紀枠東北地区推薦校表彰式が行われた際に
こういうお話をしました。
(この下線部をタップすると、その時の学校ブログ記事を読めます)
ただいま、東北推薦校の表彰をいただきました。この一ヶ月、まずもって、野球部の皆さん、おめでとうございます
また、東北推薦校へのお力添えをいただきました、
岩手県高等学校野球連盟の眞岩会長、毎日新聞盛岡支局の柿沼支局長さまをはじめとする
関係の皆さまに、心からお礼申しあげます。
さて、出場校が発表されるまで、あと、1ヶ月あまりの日数があります。
この期間は、21世紀枠の推薦校9校が、全国の視点で評価される期間だろうと、私は考えています。
つまり、
野球部員だけではなく、不来方高校の全生徒が、それぞれの長所を伸ばし続けることにより、
学校全体を、さらに、レベルアップするために設けられた期間であると認識しています。
その意味で、不来方高校の生徒・教職員が、前進し続けることをお約束して、あいさつといたします。
少しでも前進したか…
魅力を増したか…
そしてそれらを発信したか…
明日は、
岩手県矢巾町にあり5学系を持つ普通科高校の不来方高校が、魅力ある学校として評価していただけるか、
そして、
10人の部員で県大会準優勝を果たした野球部が、魅力あるチームとして評価していただけるか…
ドキドキです。