On September 7, the Host City of the 2020 Olympic Games will be chosen learn more on how a city becomes host of the Olympic Games here皆さんも、どういうことをしようとしている都市なのかを、もう一度、さらっておいてから結果を追ってみてはいかがでしょうか。 この下線部クリックで、IOCのfacebookの記事が見られます。
2つの甲子園
昨日・今日で、「甲子園」を二つ見ました。
一つは、
岩手県北上市の江釣子(えづりこ)球場を主会場に行われている、第29回全日本還暦軟式野球選手権大会。
この大会は、「還暦の甲子園」と呼ばれているのだそうです。
とはいっても、
私は、昨日の開会式に出ただけでしたが。
開会式後のアトラクションで、北上市に伝わる鬼剣舞(おにけんばい)を、外野の芝生に座った全国から集まった64チームの選手の皆さんに披露している、谷地鬼剣舞の皆さんと、やさか幼稚園の50名を超える5歳児たちの写真をご覧ください。
すごいでしょう。
ちなみに、幼稚園児は、こんな感じで待機していました。凛々しい。
*****
さて、本題。
組合せを見て、ビックリするのです。
最大8球場を使っての、トーナメント方式の大会です。(組合せはこの下線部クリックで見られます)
1回戦で負ければ、
岩手県まできても、たった1試合しかできないのです。
入場行進を見れば、メンバーもたくさんいらっしゃるチームがほとんどですから、試合に出ない人もいるかもしれません。
私は、
(沖縄をはじめ、遠くからも来ていただいているんだから、
敗者戦とかを組んで、最低でも2試合していただいた方が良いんじゃないの?)
と、考えたのです。
でも、
29回を数える大会です。
これまでの様々な経緯があって、この方式で大会が行われているんだろうな、と、考えた時、
気がつきました。
(スポーツ・ツーリズム!)
できる限りたくさん試合をすること…ではなくて、
『大会(するスポーツ)×周辺地域観光』が目的で、大会に参加なさっているチームが沢山いるんだ!
野球の試合でたくさん勝ってやろう…ではなくて、
岩手に行って野球と観光をしよう…という考え方があるのだと思います。
「スポーツだけの旅行」しかしたことのない、私のような者には気がつかない、
「スポーツのある旅行」があるのです。
**********
もう一つは、
今日、盛岡市のカワトクデパートの前で行われていた、池坊華道会が主催する
『Ikenobo 花の甲子園 2013』東北地区大会!
東北各地から来た、3人チームの高校生が、一生懸命、花を活けていました。
文化部の高校生も頑張ってるよなぁ…とみていると、な、な、なんと、男性3人組のチームがあります。
写真の左端に写っています。
(えッ! 男は、華道じゃなくて、ラグビーだろうが!)
と思いましたが、
今の家元の池坊専永さんも男性ですし、女子ラグビーもオリンピック種目になるわけで…。
瞬間的に「男は○○、女は××」という発想をしてしまう、
いやいや、それだけではなく、いろんな場面で、似たような発想をしているはずの、
「まだまだ危ない自分」に気がつくのであります。
【追】
男子チームは調べると、岩手県の盛岡大学付属高校でした。
しかも、3年連続出場とのこと、活躍を期待します!
**********
決まる前に書きたいので。
国際オリンピック委員会(IOC)のfacebookページ「The Olympic Game」に、
そのスピリットとして
「 Excellence Friendship Respect, excellence amitié respect 」
とあります。
2020年の候補地選びの報道を聞いていると、
3つの候補地の「悪いところ」だけが指摘されているような気がします。
東京 = 放射線
マドリッド = 経済危機
イスタンブール = 政情不安
それ以外の「良いところ」の「おさらい」が最近まったく報道に載って来ません。
良いところを知らなければ
Friendship も Respect もあり得ないのだと思います。
その上での Excellence でしょう。
IOCも気がついているのかもしれません。
こういう惹句を付けて、もう一度、それぞれの立候補都市のことを「おさらい」しろと、
それぞれのプロモーション動画へのリンクをシェアしています。