散歩を兼ねて、わざと遠回りをして肴町(さかなちょう)の文具屋さんに行きました。
帰りに、中津川べりの杜陵(とりょう)小学校の脇にさしかかると、グランドがにぎやかです。
サッカー教室のようですが、よく見ると、3人のコーチは
「グルージャ盛岡」のエンブレムのついたウエアです。
私は、勝手に、
グルージャ盛岡のサッカー教室ということに決めました。
(たぶん、当たっています)
調べているうちに、グルージャ盛岡は、杜陵小学校だけではなく、あちらこちらの学校で、いろいろなことをしていることがわかりました。
「ホームタウンとともに」という考え方なんだろうなぁ…と、うらやましく思いました。
ところが、あとで、写真を見て驚いてしまいました。
左端に座っているお父さんに気がついたからです。
子どもがサッカーをしている間は、なにもすることがありません。ず〜っと座っているのでしょう。
思い出せば、
私の後ろには、堤防に寄りかかってタバコをすっているお父さんもいました。
左側には体育館があり、その一階は「ピロティー」になっているのですが、そこにはお母さん方がたくさんいらっしゃいました。
もちろん、子どもの一生懸命な姿を見ることが楽しいことであることは知っていますが、
ここには、親の居場所がありませんでした。
欲張りの私は、
このお父さんやお母さんにも、なにかプログラムをお出ししたほうがいいのになぁ…と感じたしだいです。
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◇あらっ!?
スポーツの関わりかたは「する」「みる」「ささえる」だったでしょう?
皆さんスポーツを見ているから、これはこれでいいんじゃないんですか?
しかも、第一は「子どもたちの追っかけ」から…とか、ラジオで言ってたでしょう。
◆う、うん。でも、何か「もったいなく」てね。間違っていたかも知れないなぁ…と
将来、子どもが親元を離れた時に、
この人たちはスポーツに関わり続けるのだろうか…と、大きく反省したわけです。
◇ほう、それで?
◆スポーツを「し続け」「見続け」「支え続け」ることが、本当のかかわり方じゃなかったのかなぁ…
とか。
◇今日も殊勝ですね。
ところで、何で、肴町まで歩いていったりしたんですか、車も、自転車もあったろうに。
◆ちょっと、考えるところがあってね…
◇あ、わかった!
たまの休みに家にいたら「居場所」がないことに気がつき、時間つぶしをした!
◆ち、ちがうけど、ギャフン