がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ああ不十分

スキーインターハイで今日も入賞者が出ています。

一昨日のジャイアントスラロームで6位入賞の、小船勝巳(平舘高校)が今日はスラロームで8位

女子リレーで、盛岡南高校が7位

おめでとうございます。

女子リレーは久しぶりの8位以内だなぁ…調べると、たぶん、31年ぶり!

前回入賞は、76年 8位 平舘高校でした。

 参考までに、これまでのスキーインターハイ女子リレーでは

  74年 3位 平舘高校・65年 3位 平舘高校・62年 2位 花巻農業高校・

  61年 5位 谷村学院高校・59年 3位 平舘高校・58年 3位 平舘高校・

  57年 5位 平舘高校 

 の入賞状況。

復活の予感が…がんばれ、スキー選手!

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◇あら、飲み会って聞いてましたが、ブログ打てるんですか?

◆うん、「飲み」が主じゃない飲み会でしたから。

◇…?

◆でね、今日のお話のなかで、

 「関係者が白線の内側にこだわりすぎてしまっている」というお話がありましてね、

◇…?

◆ああ、ごめんなさい。いきなり話しても、分からないよね。

 2巡目の国体を控えてというお話の中でね、この話が出たんです。

◇ああ、スポーツ施設のことですか?

◆おや、よく分かったねぇ。

◇はい、早く分かってあげないと、どんどん話が長くなることに気がつきましたから!

◆あ、そう!

 で、大会を控えて施設を作るとした時に、競技関係者は最もグレードの高い施設を作ろうとする。

◇それは、それで、当然じゃないですか。「この際」なんでしょう、きっと。

◆それで、そのこと、つまり、白線の内側の充実に、全力を傾注して、周りが見えなくなる。

 これは、「無駄遣い」だろうと…

◇えっ!?立派な施設ができるのに、何で無駄遣いなんですか?

 国際試合とかできるんでしょう、その後?

 それで、地域が栄えるんでしょう?『スポーツは触媒だ!』理論によると。

◆その理論、考え方は正しいと思っていますが、不十分であることに気がつきました。

◇おや、まあ、実に謙虚ですね。

 間違っていること以外は、すべて正しいという自信をお持ちですのにね。

 で、何が不十分なんですか?

◆施設が、地域の中にあるということを考えていませんでした。

 つまり、地域の役に立つ施設でなければならないということです。

 たとえば盛岡駅の裏にK=150のラージヒルジャンプ台ができたとしますね。

◇な、何のことですか、それは?

◆札幌で言えば大倉山ジャンプ台です。

◇ああ、大きいほうのジャンプ台ですね。

 それが、盛岡にできれば、ワールドカップや世界選手権ができます。

 すると、

 そのジャンプを見てみんなが感動するとともに、選手たちを迎えるための地域活動が始まります。

 また、大会を支える役割を担う方々が、地域に育ちます。

 これで、人づくり・地域づくりができます。スポーツイベントが『触媒』になるわけです…

 これでいいんじゃないですか?

◆それが、不十分なんです。

 イベントを開催していない時に、

 その施設は、地域の方々に何をもたらすのか…ということに考えが至っていません。

◇なるほど。「白線の外」が見えていませんね。その意味では。

 そんな大きなジャンプ台では、子どもたちや私たちが使うわけにも行かないし…

 こりゃ、とんだ弱点でしたね。

◆地域の人たちにも、普段のメリットがあるものを考えるということですね、つまり。

 選手のことしか考えていなかったような…。

 「みる」人、「支える」人が一生「する」人にはなれないような…

 反省しています。もう少し考えさせてください。

◇はいはい。

 今週末に国体でゆく、秋田のスキー場で考え直すにはふさわしいかと…。

◆へっ!?

◇ケンキョウになりますから。

◆…け、謙虚と県境!暖冬なのに、おお寒い!