がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

スポーツマンを

7月29日(土)

  ▽ホッケーの日本リーグ機構はことしの同リーグの個人賞受賞選手を発表

   『最優秀新人選手の女子には小沢みさき(天理大)』

     へぇー、天理大学にも「小沢みさき」が…と思ったら、実は、富士大学の小沢みさき選手

     日本リーグでは「天理大学チーム」に所属して活動していたんですね。おそるべし

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今日は

  雫石の県営屋内温水プール=県民体育大会水泳競技

  石鳥谷のふれあい運動公園=県民体育大会ソフトボール競技

  盛岡の県営体育館=体操競技中学生の合宿に

◆屋内温水プールは苦手のひとつ(うひゃ、この暑さ、この湿気…)

水泳の競技役員は全員そろいのャ鴻Vャツにズボンという服装で、短パンなどは履けないきまりのようですが、不思議なことに気がついた

(あれ、全員、ベルトを締めてる。ベルトなしのスラックスは許されないのかな?)

(ははぁ〜ん、水におちた時、引っ張りやすいようにだな…)と独断。本当の理由は不明です

◆プールを出て南下するに従い雨脚は強くなる

予想どおりに、ソフトボールのグランドは水が浮いている(大きな水たまりがある)状態で、グランドには誰もいない。協会の方々にご挨拶をと本部の建物に

『なんだじゃ、雨連れで来たな〜』

(こちらも予想どおりの歓迎の言葉…そういえば、今シーズンのソフトボール会場は2回とも雨中)

さあ、ここからが…

◆事務所に車を置いて、県営体育館に

いるいる、男女あわせておよそ70名の中学生。みんな元気よく練習中

奥でやっているのが、東北大会選手、入口付近でやっているのが1年生組

知り合いの先生を見つけていろいろとお話を

 ▼中学から高校に行く段階で、選手は1/3に減ってしまう

 ▼これは「受け皿」の問題。例えば盛岡市内では男子は盛岡南・盛岡北のみ

 ▽いい話もある。選手のレベルは格段に上がってきている

  (たしかにそのとおり。10年ほど前は、国体でも平均台からボタボタ落ちていた)

 ▽これは、若いコーチ陣が増えてきたことによる

  (たしかにそのとおり。各器具に一人ずつ若いコーチがついている)

などと、しばらく立ち話をしていると

女子選手が近づいてきて、私をチラリと見ながら先生に

『お話中、失礼します。先生、今、私、床運動でゼンチュウ(前方宙返り)をしていたんですけれども、どうしても着地が低くて止めることができません。見ていただけますでしょうか』

しびれました

普通の中学生が『お話中失礼します』から話し始めることが出来ますか…

自分の状況・要求をこんなふうに過不足なく説明することが出来ますか…

スポーツマンが育っていると感じました

廣瀬一郎という方がご自分の ブログ で述べておられますが

 ▽日本ではスポーツマンは「運動能力の高い人」「運動頻度の多い人」と定義されてる

 ▽欧州では精神的な徳目をスポーツによって身につけた「Good Fellow」をスポーツマンと呼ぶ

そして

 ▽徳目が総称してスポーツマンシップと呼ばれているものだ

  つまりスポーツマンシップという徳目の教育が日本では欠落している

とのことです

私も、そのとおりだと考えます

チャンピオンシップは唯一のもので、金メダルはたった一人

でも、スポーツマンシップは全員が身につけることができるものなのです