私が勤めている
3年1組は件p学系のホームルームです。
その廊下の窓際に、
しばらく前から、粘土でつくられた、小さな彫刻が置かれています。
それを、私は、勝手に
「ちっちゃなギャラリー」
と呼んで、
置かれた作品を皆さんにご覧いただいています。
今日の作品は
これ、
ワイシャツ。
しっかり作りこんでありますね。
繊維の質感、ボタンのへこみ、カフス、ャPットの縫いしろの折り返し…
そして、
このような展示の配置
さらに
サイズはこの小ささ
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よおく見ると、ボタンが全部留めてあります。
脱いだシャツのボタンを、わざわざかけたのか、
あるいは、
ボタンを留めたまま、シャツから抜け出したのか…
思い出しました
以前、展示されていた、結ばれたままの赤いネクタイ。
私は、こう書きました。
ネクタイの中身の高校生は、さらに大きくなりたくて、もっと大きな、もっと違う柄や形のネクタイを求めて、
するりとネクタイから抜け出して、
どこかに行ったんだろうな…
成功すればいいなあ!
と、思ったのです。
あるいは、
さらに大きくなってきたことを感じて、
ワイシャツも脱ぎ捨てないといけない状態になったのでしょうか。
ネクタイに次ぐ、2回目の脱皮です。
おおきくなあれ、おおきくなあれ!