来年の地元開催を控えた岩手県選手団の成績は、
天皇杯(男女総合)順位で、16位(1099点)
皇后杯(女子総合)順位で、16位( 598点)
と、大きく昨年を上回り、
今年の目標「天皇杯順位10位台、得点1150点」を、得点は少し足りなかったものの、
ほぼクリアしました。
大躍進、といえるでしょう。
素晴らしい。
ちょっと調べてみました
■男女総合成績は16位
16位は素晴らしい成績です。
2巡目が始まった京都国体(第62回、1987年)以降では、最高成績。
ちなみに2巡目以降では
�A22位(45回福岡) �B23位(68回東京) �C24位(53回神奈川)
でも、
都道府県対抗順位がつけられるようになった第3回以降では
�@1位(25回岩手) �A7位(26回) �B9位(27回) �C11位(32回) �D15位(35回)
という順位がありました。
■男女総合得点は1099点
1099点も素晴らしい得点です。
40競技×10点の参加得点が入っているので、競技得点は699点。
ここから先は、競技得点のみでお話を進めますが、
これまで、国体の天皇杯得点(男女総合得点)は
第43回大会でのフルモデルチェンジと、第58回大会でのマイナーチェンジが行われています。
第25回大会で優勝したときの岩手県の得点は
152点。
したがって、順位と違って、得点の比較は2巡目以降でないとできません。
今年の699点は2巡目以降最高で
�A573(45回・福岡) �B543(68回・東京) �C524(53回・神奈川)と続いています。
■成年男子199点、成年女子153点、少年男子196点、少年女子151点
国体は大きく4つのカテゴリーに分かれて競技が行われます。
一つは、年齢
その年の4月1日に18歳以上の選手が「成年」、
それより若い選手が「少年」に区分されています。
ただし、年齢の下限は高校1年生相当(競技によっては中学3年も可)です。
そして、性別
男性と女性に分かれます。
ただし、少年の馬術などのように、性別を区切らない競技もあります。
▼さて、
成年男子の199点は、2巡目以降6番目の成績。
意外です。
�@253(45回・福岡) �A249.14(43回・京都) �B230(52回・大阪)という具合で
�C219.5(44回・北海道) �D210(53回・神奈川)と続きます。
53回・神奈川までは、今はない「成年男子二部」というカテゴリーがありました。
二部の得点は、�@45回が62点、�A43回が77点、�C44回が66.5点、�D53回は0点、
でしたので、
それを差し引いて「成年男子一部」だけで比べても
3番目の点数です。
▼成年女子の153点は、文句なく2巡目最高。
�A109.5(46回・石川) �B100.5(68回・東京)
ちなみに、46回・石川の「成年女子二部」の得点は4点でした。
▼少年男子の196点は、2巡目以降2番目
�@238点(68回・東京)が、これまでの最高です。
なお、
�B184.5(64回・新潟)が次に続く得点です。
▼少年女子の151点も、文句なく2巡目最高。
二番目の得点は �A114点(59回・埼玉)です。
女子大躍進! ですね。
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疲れたので、今日は、ここまで。
でもね、満点が違うでしょ、カテゴリーごとの。
それを見なくちゃだめでしょ、という疑問には後日、お答えしますね。
どのデータを見て、そんなこと言ってるんだ、ホラ藤は!?
と、お思いのかた、
私のHPからたどれる→http://www.rnac.ne.jp/~hirafuji/
国体の成績一覧を使っています→http://www.rnac.ne.jp/~hirafuji/sougou/kokutai.htm