がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

審判員の確保

 なぜか、わが家にあったチラシです。

 中ほどの横書きには

  自分のチカラを試したい若者がいます。

  どんなことにも一生懸命がんばる若者がいます。

  でも、その才能や力を活かす「会社」がありません。

  考えてみてください、あなたの会社の将来を。

  10年後、20年後、会社を託せる人材はいますか?

  就職の道を渡りたい彼らに、どうかチャンスをください。

 とありました。

 今年も、新卒求人は少ない様子です。

チラシの下には「岩手労働局 ハローワーク 岩手県 ジョブカフェいわて」とありましたし、裏面の一番下には次のようにありましたので、企業に向けて、新卒者の採用を出してくれ…という趣獅フものだと思います。

未来の担い手である若者が、働く場において成長してゆくことは、企業のみならず、地域全体においても重要課題であることはいうまでもありません。現在の若者がおかれている就職環境もさることながら、貴社の人材を中長期的な視点で見つめなおして、若者の採用についてあらためてご理解をいただきますようお願いいたします。
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◇あれれれれ、今日は新卒求人のお話ですかぁ?

 選手の雇用かなんかのお話にまとめようとしてますね?

◆そうじゃないよ。裏面にね、こんな図があったのさ。

◇なるほどね。

 景気が悪いからといって、今、採用を控えると、後で会社全体の不都合が出る可能性があるよ…

 ということですね。

 それで?

◆ここに、京都新聞の記事がある。

 「京都陸協の審判員確保 技術と精神 将来にどう継承」という見出しです。

 内容は、一言で言えば、

 「陸上競技などスポーツの現場で、

   競技運営を支える審判員の人数不足や高齢化が懸念されている」

 ということです。

 これって、さっきの話に似ているような気がしない?

◇スポーツの場面でも、20年後、30年後を見通した競技運営者の育成がなされてこなかった…

 ということでしょうか?

◆岩手でも同じ悩みを抱えている競技団体がある。

◇それもたくさん…。

◆選手養成だけではなく、支える役員の養成も計画的に行う必要があるということだよね。

◇そのとおりですね。

 支えるで思い出した!

 今日の高校野球の開会式中に、転びそうになって支えられた人がいたらしいじゃありませんか?

◆ご、ご迷惑をおかけしました…だ、大丈夫です。

◇えっ!?