【なぞなぞ】
近づけば 近づくほど 難しさがわかるものは なんでしょう
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今日は「いわてスーパーキッズ発掘育成事業」の二次選考「チャレンジ2」の盛岡会場測定会でした。
子どもたちを励まそうと、ホッケー日本代表の小沢みさき選手(富士大学4年)が、お昼ごろ現れました。
盛岡会場は
人数の関係で、午前・午後の2部構成でしたので、ちょうど午前の閉会行事に間に合い、午前の部に参加した子どもたちにもお話をしていただくことができました。
当然、私たちなんかが着ることのできない、「JAPAN」とかいてあるトレーニングウエアです。
胸には、これまた、「五輪のマーク」と「日の丸」がついています。
たぶん
銀メダルをとってきた、 去年のドーハ・アジア大会 のユニフォームでしょう。
小沢選手は、小学校から大学まで、ずっと岩手県で育った選手です。
たぶん、来年の北京オリンピックに出場するでしょう。
岩手で生まれ、岩手で育っても、ちゃんとオリンピックに出られるのだ…という証拠です。
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閉会行事の最後には、岩手県唯一のオリンピック金メダリスト・三ヶ田礼一さんが
「僕のとった 金メダル」を持って、子どもたちが座っている間を回り、金メダルに実際に触らせます。
みんな目を輝かせて、触らせてもらいます。
ふと見ると
子どもたちを回り終わった三ヶ田さんに、小沢選手が、お願いしている。
片手でぺたぺた触っている子どもたちと違って、
水をすくうように両手を構え、その上に金メダルを乗せてもらって、しみじみと見ている(ように私には見えた)
あとで話を聞くと
『めったに、見られるものではありません。ありがたいことです。
なんといっても、世界で一人しかとれるものではありませんから!』
そういえば
ハンドボールの女子全日本選手で、これも、オリンピックを狙っている、長野かづささん(盛岡:松園中学校卒、ソニーセミコンダクタ九州)も、花巻のイベントで三ヶ田さんの 金メダルにさわらせてもらって『感激しました』 と仰っている。
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◇胸に日の丸をつけてプレーすることは、どんなに大変なことか…ということを、
身をもって知っているであろうお二人ですよね。
◆そう。しかも、どちらもオリンピックに手が届くかも知れないレベルにある。
◇オリンピックに出ることでも、こんなに難しいのに、
メダルをとること、ましてや金メダルをとるには、すごい努力をしたはずだ…
ということが分かるんですよね、きっと。
◆あれだよね、人は二つに分けられるよね、きっと。
◇どんなふうに分けるんですか?
◆金メダルを見せてもらった時に
「珍しいものだ」と思う人と、「血と汗と涙の結晶」だと思うひと。
◇なるほど。でも、もう一つお忘れですが…
◆そうだ、そうだ。なんとも思わない人!
◇なるほど。では、もう一つでした。
◆なんだろう、一体?
◇ブログのネタに使おうという人!
◆ギャフン!