今年も2/3が過ぎました。順調ですか?
Iwate Prefecture may not be the cold region of Japan no longer.
Thinking about temperature of football ground.
さて、
サッカーJ3・いわてグルージャ盛岡も
34試合中の12試合を終えました。
8月29日の土曜日に
岩手県盛岡市の「いわぎんスタジアム」でホームゲームがあったのですが、あの気温。
とてもグラウンドに足を運ぶ気にはなりません。
(いったい、グラウンドは何度あったんだろう…)
と、公式成績を調べると、
ありました、ありました、たぶん試合開始時の気温・湿度が。
明治安田生命J3リーグ 第12節(8月29日(土)15:03)
天候 / 気温 / 湿度 … 晴 / 31.6℃ / 51%
(うっひゃぁ、あらかた32℃!
選手も、お客さまも、大変だったろうな)
■できごころで全試合をまとめると
せっかくだから、8月の分を調べてみるか…と、始めましたが
できごころで
これまでの全12試合を、ホーム(県内)、アウェイ(県外)にまとめてみることに。
こんな結果です。
(Jリーグサイト →ここ から。
注: 3-1 などというスコアをタップした詳細ページで確認できます)
■予想に反する結果
J3リーグは、18チーム。
東北のチームは、
ということは、
残りの16チームのスタジアムは、岩手よりも南にあるのです。
ですから、
ホーム戦の方が絶対に涼しいと思っていたのです。
ところが
ホーム6試合の平均気温は
アウェイ6試合の平均よりも、1.4℃高いのです。
おどろきますよね。
■試合開始時刻に秘密が
最近の6試合を見ると
気温が高いのです。
そして、
県内の試合は、開始がすべて午後3時
県外の試合は、午後4時・6時・7時のナイターです。
県外での試合は、
夏には、
少しでも気温の下がる夕方から夜にかけて行われている、といっていいでしょう。
じゃあ、岩手も夜にやればいいのに…ですよね。
ためしに計算してみたら、こうなりました。
グラウンドではなく、気象庁データの「盛岡市」「北上市」ですから、正しくはないのですが、
8月の午後3時の試合を午後6時に始めれば、
開始時点で、だいたい2〜3℃は下がるようです。
素晴らしいプレーをするため、見るためには
一日の気温変化という「自然」を使う考えも必要です。
でも、
夜間照明がないのです。
なんとかしたいですよね。
■暖かくなっている盛岡市
関連して、調べているうちに、
1923年9月からの「日平均気温の月平均値」という気象庁のデータが見つかりました。
確実に暑くなっています。
暑いというと、
夏のことを思い浮かべるのですが
冬だって
1月と2月の平均気温が氷点下になりませんでした。
両月同時にマイナスがつかなかったのは
1949年と2007年についで3回目。
夏の夜間照明のような
「冬の何か」も考える必要がありそうですね。
(岩手県盛岡市の気温データは→この下線部をタップして気象庁へ)
岩手県は、もはや、寒冷の地ではなくなったかもしれませんね。
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ところで、これはどうなったのだろう
そして、
温暖化に対応 とも書き加えたいね。