がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

運動部活動用指導手引

運動部活動用指導手引というごつい名前の資料の第一弾が公表されています。

Guidebooks for school sports activity are been shared.

At least We have to read the Introduction and conclusion of Soccer version.

ちょっとお読みください。

日本サッカー協会が作った「中学校部活動サッカー指導の手引き」の内容抜粋です。

はじめに

「部活をやりに学校に行ってます」

「朝練が1 日のリズムを整える」

「土日は思いっきり練習や試合ができて嬉しい」それが当たり前だと思っていました。

「部活動はブラック」、えっ?「部活指導で家庭崩壊」、このままでは部活の存続が危ない。

私たちは力が入りすぎていたかもしれません。

夢中になって、大切なことを見過ごしていたかもしれません。

「練習や試合中に水を飲むな」

「1日休めば3日遅れる」それを信じて、必死に食らいついてきました。

社会が進歩するのと同じようにスポーツの世界も進歩しています。

適切な水分補給は常識。

練習の効果は休息と栄養摂取の相互作用です。

スポーツだけでは人としての成長は期待できません。スポーツ以外の活動が競技成績を引き上げます。

これ、部活動ならできそうです。

(以下、大幅に略)

おわりに

サッカー以外の時間を大切にして、サッカーに夢中になる。

サッカーが上手になる最も効果的な方法です。

部活動は、

それに関わる全ての人に喜びや、感動を与え、夢を持たせてくれる場であってほしいと思います。

生徒の夢、楽しみ。

先生の志、情熱。

保護者の愛情、期待。

お互いをリスペクトする。日常の中の素敵な数時間。

目指すべき部活の環境です。(以下、ちょっぴり略)

「部活動は、

 それに関わる全ての人に喜びや、感動を与え、

 夢を持たせてくれる場であってほしいと思います。

 生徒の夢、楽しみ。

 先生の志、情熱。

 保護者の愛情、期待。

 お互いをリスペクトする。日常の中の素敵な数時間。」

まったく、そのとおりですね。

すばらしい!

と、

感心しているだけでは、変わりません。

動かなくちゃ!

***

スポーツ庁facebookにはこういう紹介があります。

◇競技別 運動部活動用指導手引の公開について◇

平成30年3月に策定した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」では、運動部活動における合理的でかつ効率的・効果的な活動のための指導手引の作成・公開を位置付けています。

その中で、当該指導手引の作成・公開を各競技団体に依頼しており、この度、下記の中央競技団体が作成した指導手引が公開されましたのでスポーツ庁ホームページに掲載しました。

競技種目の特性等を踏まえた科学的トレーニングを導入して、生徒がそれぞれの目標を達成できる効果的な運動部活動の推進に向けて、適宜、御活用願います。

なお、スポーツ庁ホームページは随時更新する予定です。

・公益財団法人日本サッカー協会

・公益財団法人全日本柔道連盟

スポーツ庁facebook

***

国が今年の3月に策定した

「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」には、こういう記述があるのです。

(2)運動部活動用指導手引の普及・活用

ア  央競技団体は、競技の普及の役割に鑑み、運動部活動における合理的でかつ効率的・効果的な活動のための指導手引(競技レベルに応じた1日2時間程度の練習メニュー例と週間、月間、年間での活動スケジュールや、効果的な練習方法、指導上の留意点、安全面の注意事項等から構成、運動部顧問や生徒の活用の利便性に留意した分かりやすいもの)を作成する。

イ 中央競技団体は、上記アの指導手引をホームページに掲載・公開するとともに、公益財団法人日本中学校体育連盟や都道府県等と連携して、全国の学校における活用を依頼し、普及を図る。

(以下略)

ガイドライン

スポーツ庁のサイトに3月19日付けで公表されていますので

およそ半年がたっているのですが

「中央競技団体は…公表する」という指示に対して

二つの団体しかまだ公表できていないようです。

でも、

二つの団体が作ることができたということは、

他の団体だってやればできたということです。

部活動がいつからあるかわかりませんが、

夏の甲子園が今年100回でしたので、

きっと

100年以上続いているであろう学校の運動部活動が維持できるかどうかというこの大切な時に

がんばることができないようではいけません。

昔、ラグビーを私に教えてくださった方がこういっていたことを思い出しています。

「いつもがんばれって言っているわけじゃない。

 力を抜くところだってあっていい。

 だけど、

 ピンチとチャンスには、

 死にものぐるいでがんばらなくてはいけない。

 でも、なにより、

 ピンチとチャンスがわかるプレイヤーにならないとね…」

今、

大ピンチだけど大チャンスだと思っていますが、

正解ですよね。

***

■運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン

 は、 この下線部をタップ

■運動部活動指導手引きのページ

 は、 この下線部をタップ

 その中の

 ・中学校部活動サッカー指導の手引き

  は、この下線部をタップして日本サッカー協会

 ・柔道部部活動の指導手引き

  は、この下線部をタップして全日本柔道連盟