この前、バレーボール関係の方のお話を聞く機会がありました。
地元で行われた国体を終えた年の選手強化というテーマです。
バレーボールの成年男子に関して言えば
「国体の後をどうするか」
というテーマで準備を進めてきたとのことでした。
つまり
国体開催の後も強いチームを残すということです。
そのためにこう考えているとおっしゃっていました。
�@地元の選手でチームを作ろうとした
でも、
それでは強いチームは見込めなかったため
�A県外の選手を加えてチームを編成した
なお、
国体後も県内に残ることを条件として就職した選手たちであり
今年も5人の県外出身選手が活躍している
しかし
�Bこの方法でも先行きは不安である
そこで
全国から選手を集め、
ずっと先まで岩手に強いチームを残すことを考えている
(注:前述の内容は、平藤がこう聞いた、というもので、
取材や再確認を行ったものではありません。
したがって、
聞き間違いいや、早とちり、私の妄想などが入っている
可能性がありますので、ご承知おきください。)
以前から、
トップリーグのチームを作りたいんだという気持ちを持っているということは、耳にしていましたが、
その目指すものがよくわからなかったのです。
でも、
この前のお話を聞いて、理解できました。
素晴らしいのです。
感激しました。
***
感激した理由は
�@国体の選手強化の目標を
「国体が終わった後」においていること
�Aそしてその目標が
国体開催年より高いものであること
�Bさらに目標達成の手段が
トップリーグチームを作るという
ユニークなものであること
いかがですか、皆さん。
こういうことこそが「レガシー」だと思いませんか。
国民体育大会や全国障害者スポーツ大会を開催してよかったなあと
しみじみと感じています。
それにしても
全国のベスト選手で構成されている
岩手のベストチームを作ってゆくという発想は
私からは出てきません。
がんばりましょうね!
がんばりますよ!
【おまけ】
ボールゲーム9競技(サッカー、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、ラグビー、アイスホッケー、ホッケー、フットサル、アメリカンフットボール)の日本の最高峰12リーグが連携している
日本トップリーグ連携機構には合計294の加盟チームがあります。
岩手県には2チーム。全体の0.7%です。
ちなみに最も多いのは東京都の32チーム(10.9%)。
東京じゃないんだから、しょうがないんじゃない…
と思ったら、それで終わりです。