昨日・5月10日に
2019年に日本で開催される
ラグビーワールドカップの予選グループ分けの抽選会が行われました。
抽選会場は京都府。
岩手県では、
釜石市が試合会場になっていて
地元紙・岩手日報も抽選会の結果を
一面トップで報じています。
安倍首相が日本のくじを引き、
岩手県からは
達増岩手県知事、上田文化・スポーツ部長、
釜石市からは
増田推進室次長が出席したとの報道があります。
総理大臣が直接…
すごいイベントなのです。
気になって調べたのですが
2002年の
サッカーワールドカップ日韓共同開催の時は
抽選会は韓国・釜山で行われていますが
くじを引いたのは、
元日本代表主将の井原さんで、
トルシエ監督が会場にいた、
ということのみで
総理大臣が出席したという報道はありませんでした。
日本単独開催と日韓共同開催の違いはありますが、
本当にすごい催しなんだなぁ、と、改めてびっくりし、
岩手県釜石市が会場になっているとは、本当に素晴らしいものだなぁ、と、改めて誇りに思っています。
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さて本題、
岩手日報の一面をご覧になって、気がついたかと思います。
昨日の紙面にはなかった
「東日本大震災県内の被害者数」という表が
ラグビーワールドカップ抽選関連の記事の中に
入っているのです。
(上の写真の、左下隅)
最近、
目にすることが少なかった、
でも、もしかすると、
載っていても見えなくなってしまっていた表です。
そこには
「死者 4672、震災関連死 463、行方不明者 1122」
とあります。
あらためて、
6,257人の方々が
お亡くなりになったり行方がまだわからなかったりしている、ということに気がつくのです。
記事を読むと
本県の被災地では今なお1万2487人が仮設住宅(3月末現在、内陸・みなしを含む)で生活する。という記述があります。県は第3期復興実施計画(17、18年度)で被災者の生活再建やなりわいの再生を加速させ、
釜石市で行われるゲームはもちろんのこと
キャンプ地などとしての市町村のレベルでの関わりや、
住んでいる人としてどんな形で大会に貢献できるのか、
とういことを考え、
目的を達成するお手伝いをしてゆかなければなりませんね。
がんばりますよ!
がんばりましょうね!
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今日・
5月11日は、東日本大震災津波が発生してから6年2か月目の日。
節目の日に、すごい記事を載せてくださったなぁ、と、感心しています。