がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

本籍地と現住所

4月29日に

岩手県盛岡市岩手県営運動公園で

アシックスカップ

第3回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会

岩手県予選

ありました。

私は

岩手県高校体育連盟のラグビー専門部副部長と

岩手県不来方高校の校長の

二つの立場で

その大会を見に行ってきました。

【1回戦 黒沢尻北高校(赤)-不来方高校(黄)】

大会は

黒沢尻工業高校の優勝で幕を閉じました。

黒沢尻工業高校の皆さん、おめでとうございます。

寒い中、

大会を運営してくださった皆さま、ありがとうございました。

***

その日は

ずっと、

ある方のお隣で、試合を見ていました。

ご自身もプレーヤーとして

高校、大学、クラブチームで活躍し

教員となって

ラグビーを指導し、チームを県チャンピオンにしたこともある方ですが

現在は、

チームのない職場にお勤めの方です。

いろいろなお話をしながら、

一日いたのですが、

3位決定戦で、

その方の口から出る言葉に違和感を持ったのです。

その方が、

転勤前に指導していたチームで

息子さんも、ついこの前まで、そこでプレーしていたチームを

ひいきにして応援し

プレーを評価してる言葉ではないのです。

逆のチームをひいきにしているように聞こえるのです。

(おっかしいなぁ…)

***

しばらくして、

その訳がわかりました。

対戦していたのは

自分が最後に指導したチームと

自分が卒業した高校のチームだったのです。

今、チームに関係していない人は、

母校の応援をするのは「当たり前」なのです。

私は

学校に勤めていますので、

応援するチームは、今いる学校の生徒のチームです。

でも、

勤務先がかわると、応援するチームもかわるのでしょう。

そして、

勤務先が無くなると、応援するチームもなくなってしまうのでしょう。

こう考えると

高校の同級生が、

卒業して軽く40年以上もたつのに

母校のスポーツを応援し続けている理由がわかるような気がします。

母校は、本籍地、

勤めていたり、子どもが通ったりしてる学校は、現住所、なのでしょうね。

でも、

私自信は、

本籍地に戻れないような気がしています。

きっと新しい現住所を探すことでしょう。