午前中は、
病院に行っても面会できないので、岩手県盛岡市の岩手県立美術館。
どうです、この写真!
素敵ですよね。
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企画展で
『生誕100年!植田正治のつくりかた』をやっているのです。
詳しくは
この下線部をクリックして、岩手県立美術館のサイトで読んでほしいのですが、
植田正治(1913-2000)は、故郷である山陰地方を生涯の拠点とし、平面的に人物を 配置した独特な演出写真で知られる写真家です。これまでも展覧会、写真集、書籍や雑誌などでくり返し紹介され、国内外の多くの人々に愛されてきました。とか
新発見の作品を含む初期から晩年までの代表作約150点を通じて、一連のユニーク な作品が生まれた背景、手法や作風の変化、人々への受け入れられ方などを読み直し、植田の世界観と 魅力にあらためて迫ります。などという説明があります。
本当に、
そのとおりだと、素人の私も頷きます。
一枚の写真に、
さまざまな「しつらえ」が施されていて、釘付けになります。
「無題」という題名の作品が多数あるのですが
鯉のぼりと女性の後ろ姿が、黒の背景に浮かんでいる写真を、
じっと見ていたら、
黒の背景に、他の人の顔や手が浮かんできたときには、動けなくなりました。
是非ご覧ください。
企画展示室を出てくるころには、ヘトヘトになりましたが、
もう一回、全作品を見直したい…と、考えています。
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美術館を出てくると、
私、天才写真家に変身していました。
冒頭の写真は、
この私が、この場所で、お昼に撮った写真です。
一生懸命に見ると、一瞬だけ、植田正治さんがチャンスをくださるようです。
あ、
建物のガラスが、凹型に配置されているため、場所を選べば、こう見えるんです。
これも、
つくる時点で、すでに「計画」されていたんでしょうね。
すごいです。
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よし、
暦どおりに休むことのできる幸せを感じながら、
明日は出勤するぞう!