朝、通勤途中の小さな交差点で、学生服を着て自転車に乗った高校生とすれ違いそうになりました。
今日は、公立高校入試の合格発表日ですから、授業はないはずです。
(部活動だな! どこ高校の何部なんだろう…)
と、じろじろと見ていると、高校生と目があいました。面識はない、と思いました。
しかし、
高校生は、いきなり、私に向かって何も言わずに頭を下げました。勢いに押されて私も頭を下げました。
なぜか、全身に鳥肌が立つような感じがありました。
(彼は、いったい、誰だったんだろう…)
いずれにせよ、良い朝を迎えました。
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今朝の新聞に、県職員の異動が載っていました。
そのタイミング…というのも変なのですが、昨夜、自転車競技関係者に電話をしました。
4月28日・29日に八幡平市で、ロンドンオリンピック予選を兼ねて行われる第15回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースのお手伝いに行けますが、私にもできる仕事はありますか、そもそも私は必要ですか…という内容です。
電話をしながら、こう思いました。
(どこかに、オリンピック予選のお手伝いをしたいという気持ちになった人がいたとしても、
どこにどう連絡したら関わることができるのか、わからないだろうな。)
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ここで、お見込みどおり、ネットワークの話に展開します。以前、このブログでこんなことを書きました。
ネットワークは何のためにあるのか…ここでさらに思い出すのです。体を動かして気持ちよくなりたい人が、みんなと一緒に体を動かして気持ちよくなること
もっと上手になって楽しみたい人が、コーチに教えられて上手になってもっと楽しむこと
優勝して感動を与えたい人が、優勝して多くの人に感動を与えること
それが目的なんじゃないの。
つまり、最終的に動かしたいものは情報ではなく人間。
人が誰かと一緒に行動を起こして、はじめて、ネットワークの目的は達成されると考えるんだ。
国立スポーツ科学研究所研究員の山下修平さんが、以前、「いわてスーパーキッズ発掘・育成事業」の会議でお話しなさったことです。
『課題解決方策の創出=情報×ヒト』という考え方に立ち、「インテリジェンス」と「ネットワーキング」をとらえる必要がある。「インテリジェンス」ですべてを解決しようとすれば、膨大な情報の蓄積が求められます。たとえば
「黄色いリンゴ」を求めている人に対して
黄色いリンゴのある場所を教える、黄色いリンゴの作り方を教える
…これは「インテリジェンス」
黄色いリンゴのある場所を知っている人を教える、黄色いリンゴの作り方を知っている人を教える
…これは「ネットワーキング」
「ネットワーキング」は、たぶん、一定の情報の蓄積が、無限の広がりにつながるでしょう。
このことは、
『事業としての情報提供』を考える場合に頭に入れておかなければならないことだと思います。
やっぱり、
ネットワークに重要なものは、コンピュータやインターネット環境よりも、人の介在・人の行動のような気がしてきました。
(山下修平さんが、山形県で行った、とても参考になる講演の内容が、ここをクリックすると見られます。)
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油断大敵…。
こんなふうに写真を撮られ、報告書などに載っていることがよくあります。
でも、
前に「たれ」のついたテーブルでは、油断して、足には気をまわしません。しかし、ちゃ〜んと写っているんですね。
しかし、お行儀よく座っているメンコ(良い子)ではありますが、見た目が一番貧相です。
ああ、貫禄、まるでなし…。