がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

君たちはどう動くか

一昨日に引き続き、昨夜も「コカ・コーラ ハピネストラック」を目撃しました。 サンタさんが運転しているのが良く見えるでしょう。 しかも、後ろを見ると、押しボタンが2つついているタイプ。とてもハッピーな気持ちでした。
 
写真を撮り終わってから、(どこのナンバーだったんだろう…)と気になり、写真を伸ばして見ましたが分かりません。 でも、あの車のナンバーは 「芬蘭」以外には無いはずです。フィンランドナンバーに決まってますよね! ********** なぜ、土曜の夕方に出歩いていたか…。 (どうせ、呑み会だべぇ!)という皆さんの予想を裏切って申し訳ないのですが、いわてスーパーキッズコンディショニングスクールを見せてもらいに行くために、岩手大学まで歩いていったのです。歩いて片道25分かかりました。 今回は、釜石シーウェイブスの皆さんがコーチとなって「セブンスアカデミー」が行われるという情報でしたので、見に行きたくてたまらず、行ってきたのです。 (どんなラグビーの技術を教えるのかなぁ、ジャパンラグビーチームの最新の指導法なのかなぁ) 現在、釜石シーウェイブスのヘッドコーチをなさっている、メ[ル・ホッダーさんがプログラムを進めてゆきました。 彼は、 ニュージーランドのワイカト協会でハイパフォーマンスマネージャーをなさっていた経歴を持ち、 日本協会にも招かれたことがあるほどの指導力をお持ちの方で、昨年の9月にも、スーパーキッズの指導をしていただきました。
その時の「ラグビーっぽい指導」とは、全く中味が違っていることに驚きました。 テーマは 「認知→判断→行動」です。つまり、「見て、考えて、動く」がキーワード。 一応、 ラグビーボールを使ってはいますが、それは、バスケットボールやバレーボールが使われてもかまわないエクササイズです。 何より驚いたのは、 コーチがテニスラケットをもちテニスボールを打ちはじめることからトレーニングがはじまったことです。 皆さん、信じられますか? ラグビーの外国人コーチがテニスから入ってゆくんですよ。(動画→) ラグビーの指導といえば、 パスはこうして、キックはこうして…と、「ボールをどう動かすか」が最も重要なことのように思われがちです。 ところが、昨日は、 こんな状況になった時に「君たちはどう動くか」が重要なことである…という視点でのトレーニングが行われています。(動画→) 眼からうろこが落ちました。 おそるべし、釜石シーウェイブス! おそるべし、メ[ルホッダー! ********** 子どもたちが楽しそうに一生懸命に動いている姿を見て、この前、テレビを見ながら涙したことを思い出しまた。 「笑ってコラえて!吹奏楽部の感動旅完結編、汗と涙と友情SP」で、 大阪の箕面自由学園高校のマーチングバンド部の先生がおっしゃった言葉です。 全国大会の直前、マーチングバンドチームは元気がありませんでした。 全国大会は初出場。さまざまなプレッシャーが高校生にのしかかっていたようです。 私の記憶ですので間違っているところもあるかも知れませんが、先生は生徒たちに、こうおっしゃいました。(と、私には聞こえました。) 『どうした、元気がないぞ。お前たちは、失うものは何もない。しっかりがんばろう。  でも、失ってはいけないものが一つだけある。それは「音楽」だ。  だが、今の君たちは、「音楽」を失いそうなっているぞ!』 果たして、箕面自由学園は上位入賞を勝ち取ります。 ********** 私たちが失ってはいけないもの…それは、いったい、なんだったでしょうか。