君たちはどう動くか
一昨日に引き続き、昨夜も「コカ・コーラ ハピネストラック」を目撃しました。
サンタさんが運転しているのが良く見えるでしょう。
しかも、後ろを見ると、押しボタンが2つついているタイプ。とてもハッピーな気持ちでした。
写真を撮り終わってから、(どこのナンバーだったんだろう…)と気になり、写真を伸ばして見ましたが分かりません。
でも、あの車のナンバーは
「芬蘭」以外には無いはずです。フィンランドナンバーに決まってますよね!
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なぜ、土曜の夕方に出歩いていたか…。
(どうせ、呑み会だべぇ!)という皆さんの予想を裏切って申し訳ないのですが、いわてスーパーキッズコンディショニングスクールを見せてもらいに行くために、岩手大学まで歩いていったのです。歩いて片道25分かかりました。
今回は、釜石シーウェイブスの皆さんがコーチとなって「セブンスアカデミー」が行われるという情報でしたので、見に行きたくてたまらず、行ってきたのです。
(どんなラグビーの技術を教えるのかなぁ、ジャパンラグビーチームの最新の指導法なのかなぁ)
現在、釜石シーウェイブスのヘッドコーチをなさっている、メ[ル・ホッダーさんがプログラムを進めてゆきました。
彼は、
ニュージーランドのワイカト協会でハイパフォーマンスマネージャーをなさっていた経歴を持ち、
日本協会にも招かれたことがあるほどの指導力をお持ちの方で、昨年の9月にも、スーパーキッズの指導をしていただきました。
その時の「ラグビーっぽい指導」とは、全く中味が違っていることに驚きました。
テーマは
「認知→判断→行動」です。つまり、「見て、考えて、動く」がキーワード。
一応、
ラグビーボールを使ってはいますが、それは、バスケットボールやバレーボールが使われてもかまわないエクササイズです。
何より驚いたのは、
コーチがテニスラケットをもちテニスボールを打ちはじめることからトレーニングがはじまったことです。
皆さん、信じられますか?
ラグビーの外国人コーチがテニスから入ってゆくんですよ。(動画→)
ラグビーの指導といえば、
パスはこうして、キックはこうして…と、「ボールをどう動かすか」が最も重要なことのように思われがちです。
ところが、昨日は、
こんな状況になった時に「君たちはどう動くか」が重要なことである…という視点でのトレーニングが行われています。(動画→)
眼からうろこが落ちました。
おそるべし、釜石シーウェイブス!
おそるべし、メ[ルホッダー!
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子どもたちが楽しそうに一生懸命に動いている姿を見て、この前、テレビを見ながら涙したことを思い出しまた。
「笑ってコラえて!吹奏楽部の感動旅完結編、汗と涙と友情SP」で、
大阪の箕面自由学園高校のマーチングバンド部の先生がおっしゃった言葉です。
全国大会の直前、マーチングバンドチームは元気がありませんでした。
全国大会は初出場。さまざまなプレッシャーが高校生にのしかかっていたようです。
私の記憶ですので間違っているところもあるかも知れませんが、先生は生徒たちに、こうおっしゃいました。(と、私には聞こえました。)
『どうした、元気がないぞ。お前たちは、失うものは何もない。しっかりがんばろう。
でも、失ってはいけないものが一つだけある。それは「音楽」だ。
だが、今の君たちは、「音楽」を失いそうなっているぞ!』
果たして、箕面自由学園は上位入賞を勝ち取ります。
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私たちが失ってはいけないもの…それは、いったい、なんだったでしょうか。