左は、先週金曜日の県庁駐車場です
右は、昨日の県庁駐車場です。
東日本大震災津波発災以来、
災害復旧活動のために
岩手県にいた陸上自衛隊第9師団の
皆様が、
今日、138日間の活動を終えてお帰りになりました。
午前中に、
県庁前広場で「自衛隊の皆さんへの感謝式」があり、私も拍手で自衛隊の皆さんをお送りしました。
師団長さんがご挨拶の中で「一人でも多くの人たちを…、そして、一体でも多くのご遺体を…、」とおっしゃったときに(うっ)と来てしまいました。
(動画が岩手県公聴広報課のfacebookにありました→ここです。)
3月11日の夜に、エレベーターが使えない県庁の階段を、大きな荷物を抱えた自衛隊の方々が指揮所となった12階までグングン上がってゆく姿を見た時、
そして、
その後何日かたって、瓦礫が残る仙台空港にアメリカ軍の輸送機が無理やり降りてきた映像をテレビで見た時は、
(ああ、助けに来てくれた!多くの人たちが助かるだろう。ありがたい!)
と心の底から思いました。
本当にありがとうございました。あとは、私たちが、頑張ります。
しかし、岩手県、
自衛隊の方々は撤収してしまいましたが、まだまだ、多くの人たちに手伝っていただいております。
たとえば
「ずっと、つづく支援を。」というテーマを掲げている「東日本大震災支援ネットワーク」のサイトには、
「ボランティアバス一覧(出発地別)」のページがあります。
調べてみると、現在、岩手県にボランティアバスを出す最も遠くの県は「岡山県」。倉敷市から遠野の支援基地までの「繋ぎ」をしてくださっています。
様々なご恩は、一生忘れてはいけません。
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昨日の午後、会議に出ていました。
「東日本大震災津波からの復旧・復興対策」をテーマとする、教育関係の会議です。
施設の復旧・整備という話題が出ました。
お二人から「地域と連携した」という観点で発言がありました。
お一人は、
日常は作業場や事業所になっている、あるいは人が住んでいるスポーツ施設
もうお一人は、
利用の仕方が地域と密着していて地域拠点となる学校施設
が提案されました。
そういえば、学校なんかは「地域との連携」を叫びながらも、例えば、授業中に学校を使わせるような「つくり」にはなっていません。
(すばらしい発想をお持ちだなぁ)
と、お二人に関心させられましたが、
同時に、
(そんな建物で、国庫補助を入れられるのかなぁ)
という、
絵に描いたような役所発想でものごとを考えてしまっている自分に気がつき、愕然としました。
こういうときだからこそ、いままでの「制度」や「発想」にとらわれない考え方が必要なのですよね。
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7月24日にラグビーの元日本代表、大畑大介さんによるラグビー教室が宮古市で行われることは、以前、お知らせしていましたが、
その詳細が、このイベントの主催者である「岩手不惑ラグビークラブ」のブログに載っていました。
「大畑大介復興支援ラグビー教室 in 宮古」というページには、当日のイベント内容が詳しく載っていますし、
「船越小学校にて」というページには、イベント後の出来事や、大畑さんが来ることになった経緯などが載っています。
是非、お読みくださいね。