がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

係員のドーピング

今朝7時の岩手山です。新緑が素敵な「焼け走り」ビューをお楽しみください。

今日は昨日の予告どおり、八幡平市で行われた「第80回全日本アマチュア自転車競技選手権大会ロード・レース」のお手伝いに行って来ました。

大人数がすごいスピードで走る「本物の迫力」は、恐浮ウえ覚えます。

明日は

「第14回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース」が8時から行われます。

フランスで走っている人やイタリアで走っている日本人のプロのロード・レース選手も帰国してレースに参加します。

サッカーでいえば、イタリアのセリエAやドイツのブンデスリーガでプレーしている人が試合に出るようなものでしょうか。

世界のスピード・世界の駆け引きと、実業団などのチームプレーががっぷり四つの展開になるでしょう。

楽しみなレースですよ。

(昨日もリンクを張っておきましたが、岩手日報「見どころ」がここにあります。)

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今日の全レースが終わって、フィニッシュ地点に戻ってくると、もう表彰式をしていました。

本部に行って立哨道具を返そうとしていると、後ろから、誰かに腕を掴まれました。

振り返ると、胸に「Play True」の刺繍のある黒いャ鴻Vャツを着て、首から「DCO」のタグを下げた人が私の腕をつかんでいます。

そういえば、

駐車場には「日本アンチ・ドーピング機構」の、大型バスぐらいの大きさの「ドーピング検査用車両」がとまっていたことを思い出しました。

(ぎゃあ、いつの間にか、係員もドーピングコントロール対象になったのか!

  最近の生活ぶりでは、陽性になる自信がある! 検査されたら、絶対に、資格停止になる!)

と、意味も無く慌ててしまいました。

でも、よく見るとその人は、岩手県の薬剤師さんで、県体育協会のスポーツ医科学委員会の委員の方でした。

もちろん、「Play True」を合言葉にアンチ・ドーピング活動に励んでいる「日本アンチ・ドーピング機構(JADA)」が認定する「Doping Control Officer:DCO」の資格をお持ちの方です。

(わ、私が対象になったんですか? バスに行けばいいですか?)

  と安心した私が冗談で訊くと

(hirafujiさんの尿は、JADAでは取り扱えない。医療機関に出すべきものである!)

  と力強くお答えくださいました。そのとおりでございます。

プログラムに係員として私の名前が載っていたので、来てるんだろうなと気をつけて見てくださっていたのだそうです。

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今日の配置は、ペンションや別荘の近くの交差点でした。レースを観るお客さまが、結構、溜まる所です。

白髪の御主人とその奥様が私のそばで、しばらく観戦されていました。

県外の方で、別荘をお持ちの方のようです。

もしかすると、もう、リタイヤされた方かもしれません。品のいいお二人でした。

交通量が結構ある交差点ですので、ここには二人配置になりました。

選手が切れれば、

交差点の向こう側とこちら側で、様々な与太話をしています。

その内容を聞いていた、先ほどの御主人が私に向かってこう仰いました。

(な、何だって、君、ボランティアでこれやってるの!?)

明日も頑張っちゃおう!と思った、褒められて伸びるタイプの私です。

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◇ははははは、やっぱり、禁止物質を服用していたんですね。

◆何を根拠に!?

◇根拠はないんですが、そんなケハエ、あ、失礼、気配が…

◆け、ケハエ?

 髪に、あ、失礼、神に誓ってプロペシアは飲んでませんよ!