今日、6月23日は「オリンピックデー」です。
自分は、オリンピックを狙うようなタマじゃないしな…と反射的に思ってしまったあなた、
国際オリンピック委員会(IOC)のサイトの「OLYMPIC DAY」というページをご覧ください。
こう書いてありますよ。
On all continents, people are in the starting blocks ready to join in Olympic Day activities on and around 23 June. From Afghanistan to Zimbabwe – from Lausanne to Olympia – and everywhere in between, people of all ages and abilities are participating in Olympic-themed events. They get their trainers on, learn about Olympism and discover new sports.
では、実用英語検定5級の実力を40年ほど誇っている私が、大切なところを訳しましょう。
people of all ages and abilities are participating in Olympic-themed events. They get their trainers on, learn about Olympism and discover new sports.どうでしょう。多くの人たちが、年代を問わず、運動能力を問わずオリンピックをテーマとしたイベントに参加しています。
その人たちは、自分用のシューズを手に入れ、オリンピズムを知り、新しいスポーツを発見しています。
多世代・多志向の人たちが、新しいスポーツを発見するのだそうです。
オリンピズムとはこういうものなのですね。
(get their trainers on がわかりません。どなたか助けてください。)
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6月16日に行われた
「福島県内で一定の放射線量が計測された学校等に通う児童生徒等の日常生活等に関する専門家ヒアリング(第2回)」の
配布資料が文部科学省のサイトにアップされています。
放射線については勉強中ですが、なかなか理解しがたいところもあり、その件に関して言及するつもりはありませんが、
配布資料の中の、
神田玲子さんという独立行政法人放射線医学総合研究所放射線防護研究センター上席研究員の方の資料に思い当たることがありましたので、今日はそのことについて書きます。
その資料は、「リスクコミュニケーション」に関するものでした。
資料の最後に、
「7.提言『今後様々な施策を進めていく上で、どのように情報を伝えれば現地の人々の安心につながるか』」
というものがあり、次の記述があります。
2.事態の収束、回復期にはリスクコミュニケーションの基本は信頼関係である
・うそをつかないこと、隠さないこと、逃げないこと
・相手を信頼すること(どうせ理解してもらえないなどと思わないこと)
・科学的知見だけに判断の理由を求めすぎないこと
・科学以外の判断要素についても、説明する(少なくともその努力をする)こと
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あっ!と思ったのは、始めの2項目です。
・うそをつかないこと、隠さないこと、逃げないこと
・相手を信頼すること(どうせ理解してもらえないなどと思わないこと)
私を振り返れば、
事態の収束、回復に当たっては、どうしても「私の考え」で相手を説得してしまおうと考えがちになります。
うそはつきませんが、都合の悪いことを隠し、誰かのせいにしてはぐらかすことがあります。
そして、
どうせ平行線…と、相互理解ではなくこちらの勢いで、つまり、「力づく」で押し通そうというスタンスをとることがあります。
これでは信頼関係を築き、両者ハッピーな事態の収束・回復が図られるはずがありません。
気をつけなければいけないことですね。