がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

優勝した敗者

とても寒い日でした。 朝、5時半の国道四号北大橋の温度計はマイナス10度! 茨島跨線橋を渡ったところの温度計はマイナス13度! 今日も安比高原スキー場です。 寒かったですねぇ〜。皆様、ご苦労様でした。 でも、去年の反省から、今シーズンは「使い捨てカイロ・3枚作戦」をとりましたので、凍らずに無事に下山することができました。 ********** さて、 昨日の記事で、岩手県中学校スキー大会の歴代優勝者一覧にリンクを貼り、つまらない自慢をしてしまいました。 ごめんなさい。 このブログのモットーは「他人を称え 自身を省みる」のはずでしたが、自分を称えるような形になってしまいました。 再び、お許しください。 ところで、この時の私の優勝について、 実は、岩手スポーツマガジン「スタンダード11,12月号(2010年10月17日発売)」の私の連載コラムで述べています。 調子に乗って中味をご紹介してしまう無礼者ですが、最新号ではないことに免じてお許しください。 なお、 バックナンバーもご購入できますので、お気に入りの場合は先ほどのリンクから注文をお願いします。 さて、コラムは「あからさまに負けること」と題したもので、中味を抜粋すると
そういえば、私には、今でも鮮明に覚えている「負け」があります。 中学3年の県中学校スキー大会です。私は大回転で優勝し賞状をもらっていますが、敗者でした。当時、岩手県の中学校スキー大会は1部校と2部校に分かれて順位を競っており、私は実力上位校グループの「1部」で優勝しました。 しかし、全く同じコースを私の後から滑った「2部」の優勝者のタイムが私を上回っていたのです。 彼を含めて大方の人は忘れてしまっているのかもしれませんが、私は「優勝した敗者」であったことを忘れることができません。 もしかすると、このことが今でもスポーツに携わっている原因になっているのかも知れません。 (前も後ろも略しています。参考までに全文はこちらで読めます。)
hirafujiは、いい歳をして、極寒の休日、しかも早朝に、なんでスキーの係員なんかに行くのか… それは、 私がコラムに書いたような、あるいはそれ以上の、一生「忘れることができないもの」を、大会に出ている子どもたちが、もしかすると得るんじゃないかなと思うからです。 あ、昨日、卑怯にも皆さんにご披露しなかった「2部」の優勝者リストがここにあります。 プログラムのリストでは一切わからないのですが、私は、武藤武選手に負けたことを鮮明に覚えています。 ********** ◇あらあら、結局、今日もご自慢じゃありませんこと? ◆いいや、  僕はそう思って係員に出かけているけれども、他の人はもっと違う動機で係員に来ているんだろうな。  お聞きしたいな…と、明日はお手伝いできないことを係長さんに伝えて山を降りてくる途中で考えたのさ。  素敵な人たちはたくさんいるんだなぁ…と。  そして、スポーツはやっぱり素敵だなあ…と。 ◇(やっぱり、自慢かな?)