がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

上りと下り

今朝の「元」マクドナルド盛岡大通り店の様子が、同級生・平舘氏のブログに載っていました。

(本当になくなっちゃった!)

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12月になりました。

10月末から、2010年版と2011年版の二丁手帳体制でしたが、今日から2011年1冊体制に切り替えです。

二丁手帳体制で思い出しました。

あるメーカーの方が、10月末に私を訪ねてこられました。

かばんから、手帳2冊と、B5版ぐらいの大きさの「黒いもの」を取り出しました。

なんだろうと見ていると黒いものの表紙を開き、おもむろにスイッチを入れたのです。

(あ、iPad!)

なにを始めるのかと見ていると、画面を指でさすり出し、本体をあちらに向けたりこちらに傾けたりして、プレゼンを始めました。その内容も私にとってはわかりきっていることでしたし、聞いている時間的余裕もなかったのでプレゼンを途中でお断りし、具体の用件だけをお聞きしました。

お帰りになってから二つ気がつきました。

(あ、プレゼンではなく、iPadを見せに来たのね!)

(えっ!? iPadにはスケージューラはないの!?

 iPadがあれば手帳を2冊も持たなくていいんじゃないの?)

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昨日の早朝に解決した「雫石町人質立てこもり事件」では、全国ネットのテレビでニュースとして流れていました。

報道関係の方々は、いわゆる「上り(のぼり)ニュース」に大忙しだったことと思います。

「上りニュース」は地方局が全国ネットのキー局にニュースを提供し、キー局が全国に流すもので(群馬テレビのサイトの「ネット」)、地方発の全国ニュースとでもいえるでしょう。

以前、

ラジオの番組に出ていたときに感じたのですが、放送局の皆さんは「上りニュース」があるといつもより興奮気味で仕事をしていたように記憶しています。

自分たちの作ったニュースを全国の人たちに見てもらえる…という気持ちなんだろうなと、勝手に思っています。

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昨日、NHKの夕方のニュースを見ていましたが、今週末に迫った東北新幹線新青森駅開業に関連するものがでてきました。

なんとなく見ていましたので、内容はあやふやなのですが、次のようなものだったと記憶しています。

 ▼新青森駅の開業を前にして、宮城の観光キャンペーンが青森で行われた

 ▼青森から乗り換えなしで仙台に来られるようになることから、青森から宮城への誘客を図ろうという目的

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私は、愕然としました。

発想が貧しかったことに気がついたからです。

新幹線が延伸されることで、首都圏からのお客さんを呼び込もう…つまり「下り」の観点からしか物事を見ていませんでした。

「下り」のお客さんが盛岡を通過してしまって青森に行ってしまったらどうしよう…という発想です。

対して、

仙台は青森からの「上り」のお客さんをつかまえようという意欲満々で新青森駅開業を待っています。

中央から地方へ、上から下へ…という考え方に支配されてしまっているかもしれませんね。

中央に打って出て全国にひろめてやる、中央に出てゆこうとする者をここでとどめてやる…という気概をもって新年を迎えねばなりませんね。

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◇「上り」の考え方をもって…というほどのことを仰りたいんですね。

◆そういうことだね。

◇でもね、hirafujiさん、いつもその考え方だと思ってたんですが?

◆そんなことはないだろう。

◇だって、いつも「クダラナイ」ブログ書いてるじゃないですか。

 下らないのは上りでしょ!!

◆ぎゃふん。