私は「雨宿り」が大好きなのです。
昨日は「胃検診」でした。
これまでは、学校にバスが来て受けていましたが、今年は隣の病院に行って検査を受けます。
今までのように、内線電話で呼び出してもらう訳にも行きませんので、検査室の前のベンチに座って待っていなければなりません。
受付をしてからすべてが終わるまで、1時間かかりました。
病院で「ぼぉ〜」っとしていることが得意になった私は、本も何も持ち込まずに、待っている間はずっと「ぼぉ〜」っとしていました。
(あ、病院で検査を待っている時間と、雨宿りをしている時間の精神状態は同じだなあ。
結構、快いかもしれない。)
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午後は会議に出ていました。
会議に出てきた資料のひとつに、次のデータがありました。
はじめはニコニコしていましたが、少し考えてみると、ニコニコしてる場合じゃないなぁ…と。
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◇えっ!?
ニコニコしていていいんじゃないですか?
今年の岩手県の高校新入生に「中学校時代に得意だった教科は」と質問して、
一番多かったのが「体育」
◆そう。
全日制の公立・私立高校、特別支援学校高等部のうち71校の10,972人を調査した結果です。
◇その数は、ほぼ、全数…ですよね。
◆そう。ほぼ、全数。
そのうちの、17.0%、人数にして1,789人が、「中学の時、体育が得意だった」と答えている。
◇いいことじゃないですか、体育が得意な子がたくさんいることは。
なんで、「ニコニコしている場合じゃない」なんて考えるんですか?
◆本当に「得意」だったんだろうか…とね。
◇どういうことですか?
◆「できた、できない」「伸びた、伸びていない」という観点で、
技能や態度や意欲や関心をきちんと評価している、ことばを変えればきちんと教えている状態に無いと、
生徒は「点数が悪くないから得意だ」と思ってしまうかもしれない。
◇つ、つまり、評価や指導が甘いんじゃないか…と? 失礼でしょ、中学の先生に!!
◆いやいや、そんな教員がいるはずはないよね。
私の取り越し苦労、いや、間違い。ごめんなさい。
◇ははははは、わが身を振り返ってそう思ったんですね!
◆ぎゃふん!