「ふだつき」の私です。
朝一番で、ふだつき生活に入りました。
仮装をして、お菓子くれとか、出て行かないように…でしょうか。
今日はハロウィン。
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胆嚢に石がありました。その直径、17.5mm。
学校のそばのお医者さんが言うには、
「検査結果にほかの異常は認められないので、痛いだけだから、心配しないで」
つまり、命や他の臓器に影響を及ぼすような病状にはない…ということです。
でも、私にいわせれば、「痛いときは『死ぬほど痛い』」ので、なんとかしてほしいと訴えました。
すると、お医者さんは、手術でとるしかない…しかも、結石だけではなく、胆嚢を全部…といいます。
いろいろ考えましたが、
(元気で忙しいうちに、とってしまったほうがいいかな。暇になって弱ってからでは意味ないしなぁ…)
と、家の近くの大きな病院に紹介していただきました。
紹介状があったので、今度は怪しまれませんでしたが、痛くないときは痛くないので、ピンピンしています。
私の番号を呼んだ看護師さんは、私の左右に目を泳がせます。
(ああ、付き添いと思われている…)
病院の待合室は似合わないんだなぁ…と、しみじみと感じました。考えてみれば、失礼な話です。
それから、2週間、一応「手術前提の検査」ということで、胴体の内部を全部調べられます。
カメラ、CT、MRI、透視…ありとあらゆることを経験しました。
「通いの検査」でしたので、本当につらかったです。
(ああ、健康でないと病気にはなれないなぁ…)
さらに、お金もかかります。スナック1軒分は軽く飛んでゆきます。
検査の内容によっては、2次会まで行ったぐらいのお金を払わなければなりません。
(ああ、お金がないと病気にはなれないなぁ…)
その間、3回ほど、板磨きしました、
あ、失礼、痛みがきました。
だんだん、痛みが強くなって、最後は夜中に救急に連れて行ってもらうほど…。
そこでも、検査をして、緊急性がないことがわかると、とりあえず痛みを除くことしかやってくれません。
(ああ、痛いだけの病気は大変だぁ!)
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◇でも、この1週間ぐらいは、一度も、激しくは痛んでいないでしょう?
治っちゃったんじゃないですか?
◆秘訣をつかんだんだ。
◇秘訣!?
◆この前、夜中に病院にいったときは、夜にエンゼルパイを2個食べたんだ。寝る前にね。
いまは、その反省で、エンゼルパイを食べないようにしているんだ。
◇えっ、そんなもんなんですか?
◆うそだよ〜ん!
ご飯を食べると、胆嚢が収縮して痛む気がするんだ。
だから、少しだけ、4区間で、あ、失礼、よく噛んで食べることにした。
そうしたら、大きな痛みはこなくなったけれども、痩せてしまった…。
◇そうですよね。なんとなく痩せましたよね。みんなに聞かれるでしょう、どうした?って。
◆うん、病気で痩せた…って本当のことを言うんだけれども、みんな笑うだけ…。
◇「おおかみ中年」ですからね。いつも「腹痛い、腹痛い」って嘘ついてるから、信じられないんです。
◆ちがうよ、いつも「払いたい」「祓いたい」って言ってるんだよ。
◇はいはい。