夕方、南西の空に赤い三日月が出ていました。
人間のフィルタリング機能はとても高いようで、
肉眼では電線はほとんど気になりませんでした。
普通であれば「みちのくふたり旅」開幕戦に
張り切って出発でしょうが、
昨夜のダメージで、今日も一日、寝ていました…
元気が出ない、ふぅ。
**********
「持っていること」の「デメリット」について考えたことがなかったのですが、どうやら、あるようです。
知らなかったのですが、2016年の2巡目岩手国体の競技会場が動き始めていました。
現在、市町村と競技団体に対しての開催意向調査が行われており、10月10日が提出の締め切りとなっています。
【市町村の会議】
昨日、その関係の市町村の会議に出席する機会を得ました。
その町には、県内唯一の競技施設があります。当然、多くの大規模大会の開催実績も持っています。
会議冒頭では行政の方が「唯一の競技施設を有する町の責任」として、その競技を誘致する姿勢をお示しになりましたし、
会議資料は、その競技の開催を申請することとして作られています。
これまでの実績やご努力には敬意を表するものであり、その競技を誘致されることは、すばらしいことだと考え、及ばずながらも力になりたいものだと考えています。
しかし、私は、締め切りまでもう時間がないということを知りませんでしたので、
(ああ、これを機会に、「何か」を考えてもいいんだろうなぁ。わくわく。)
と、会議に出かけて行きましたが、
お話は、その競技を行うにあたっての具体的な内容を検討する…という性格の会議でした。
(ああ、そうか、「ここでしかできない」ということは、メリットでもありデメリットでもあるんだな)
と、考えさせられました。
【競技団体の会議】
ちょっと前の私の関係する競技団体の会議でも、
「芝生のグランドを有する市と、長い歴史を誇る市の二つに、ラグビー開催の意向がある。
昨年の秋田でもそうしたように、少年を前者、成年を後者として進めてはいかがか。」
という発言がありました。
思わず、
(ちょっと待ってよ、半世紀に一度のチャンスだよ、作戦を立てなくてもいいのかなぁ)
と言ってしまいました…
失礼ながらマイナー競技のアーチェリーでは、次の国体を機会に…と、何かを狙っています。
ほら、こんなお話を聞きました。
【提出書類の順番】
とはいえ、市町村が10月10日に提出しなければならない書類はこうでした。
(1) 開催希望及び開催希望競技(様式1)
(2) 競技会場(様式2(総括表)、2∞@〜�O)
(3) 練習会場(様式3)
(4) 会場位置図(様式4)
(5) 競技会場への交通・輸送(様式5)
(6) 市町村内宿泊施設数及び収容能力(様式6)
(7) 大会・競技会等の実績及び計画(様式7)
(8) スポーツ振興に対する取り組み(様式8)
(9) 体育協会・競技団体の現況(様式9)
「施設は、可能な限り県内既存施設を活用する」という方針(第71回国民体育大会競技施設整備基本方針)がでていますから、止むを得ないとは思いますが、
(8)が先頭に来る調査にしたかったなあ…と、まったく関係のない私は思っています。
**********
◇やっぱり、市町村や競技団体の人たちも
(順番の年に開かなければならない大会を、施設のあるところが引き受ける国体)
としか捉えていないようですね。
◆残念ながら、そのようです。
「持っていること」という事実が、次の可能性を考える妨げになっている場合もあるのかなぁ…
と感じた次第です。
◇ところで、一日寝ているような生活はよろしくないですねぇ。
◆おお、私のことを心配してくれているの?
◇じゃなくて、家にばっかりいると、変なことばっかり考えてブログが長くなりますから!
◆ぎゃふん!