農場の先生が、職員室でデジカメを探していました。
私のブログ用デジカメを差し出すと、
「臭くなるかも知れませんが、いいですか?」
カメラは臭くはなりませんでしたが、
写真を見ると、
マスク、しかめっ面、ゴム手袋と三拍子そろっていました。
さて、一体、容器の中には…
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チャレンジ!おおいた国体では、今日も優勝者が出ました。
ボクシング競技・成年男子ウエルター級、黒沢尻工業高校から東洋大学に進んだ、小原佳太選手です。
おめでとうございます。
新聞やニュースでご存知かとは思いますが、一昨年の兵庫国体の同種目で優勝していますから、2年ぶりの優勝です。
幸せなことに私は、一昨年の優勝シーンを西宮の体育館で実際に見ることができましたので、嬉しさひとしおです。
去年はどうしたのかというと、
東北予選で負けて、たぶん、「国体始まって以来はじめて」成年・少年ともにボクシングが本大会に出場できない年でしたので、小原選手も出場していませんでした。
本大会のボクシングは、全部、個人の競技になっていますが、
不思議なことにブロック予選は、個人の結果を数値にして、そのトータルとしての「団体」で出場権を争います。
ですから、県単位で出場権が決まるのです。
もしも、去年、出られていれば、国体3連覇もあったのかなぁ…と、考えたりもしましたが、そんなことを考えても、なんの意味もないということに気がつきました。
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ところで、今年の国体東北ブロック予選の様子を報じる、8月25日付けの岩手日報を覚えていらっしゃるでしょうか?
『現役復帰、県勢に活 34歳の八重樫』
「八重樫」とは「かつてアジアチャンピオンに輝いた34歳の八重樫剛(花巻農高教)」のことです。
「復帰理由を『年寄りの意地で盛り上げてやろうと思って』と笑うが、昨年、成年少年両種別とも国体出場を逃したショックが選手としての闘争心を呼び起こした」とありました。
水沢農業高校から東京農業大学、94年の広島アジア大会で見事に優勝しています。
「日の丸を胸につけた人」も、県内にはそう多くはないのですが、「日の丸を真ん中に揚げさせた」数少ない岩手県人の一人です。
その八重樫先生が、35歳という年齢制限ぎりぎりで「予選を通過するため」、
つまり、「自分の教えた選手を国体で活躍させるため」に、もう一度返り咲いているのです。
この国体、ボクシングの成年では、優勝した小原選手の他に
3位に、フライ級・佐藤洋樹(法政大学)、バンタム級・及川太郎(中央大学)
5位に、ライトフライ級・松本優樹(拓殖大学)、フェザー級・菅原昂之介(東洋大学)
の、計5選手が入賞しています。
八重樫剛先生が予選に出なければ、この選手たちも国体に出られなかったかもしれません。
選手たちのために、どこで、誰が支えているのかということを忘れてはいけません。
本当に頭が下がります。
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容器の中には、
「自由研究」という授業で、
「ブドウの空き棚を利用した植物栽煤vというテーマで
植物を栽狽オていた3年生が収穫した瓢箪が入っています。
腐らせて、中身を掘り出して、よく洗って…といろいろあったあとの瓢箪がこれです。
立派です。