きのう、おとといと、「菜園えびす神社まつり」のお手伝いをしていました。
お祭りは地区の「文化祭」です。
町内を学区としている小学校の金管バンド、
これも学区の中学校の吹奏楽団、
隣の町内にある高校の合唱隊とブラスバンド…
もちろん子ども会も、練習してきた踊りを披露します。
(写真:岩手女子高校のブラスバンド演奏)
大人も負けてはいません。歌あり踊りありバンドあり…
文化レベルは高いほうの地区だろうな…と思います。
ふと、
(昔は、ここらで、やっぱり奉納相撲だったんだろうなぁ…。
だったら、出番があったりするのかな…。)
とも思いましたが
法被を着た町内の男性の中では最年少、かつ無戟Aさらに懐がさびしい私は、黙々と水溜りの水を曹ォだしていました。
も、もとい…曹ォだしたふりをしていました。
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毎年のことですが、町内の建設会社が「仮設ステージ」と「三味線奏者」をご寄付してくださいます。
ありがたいことです。
昨日も、ステージプログラムの最後は「津軽三味線」の女性プロ奏者お二人による演奏でした。
もちろん、演奏は上手ですが、私たちの、聞き方もすごく上手です。
民謡や踊りの名手がたくさんいますから、拍手どころを知っています。
演奏の合間に、奏者のお一人がこう言いました。(と、聞こえました)
「今日は、雨の中、こんなにたくさんのお客さんに来ていただけるとは思ってもいませんでした。
さらに、皆さんが、ほめ上手でとても気持ちがいいです。
『聴かせどころ』が終わると、大きな拍手をもらえて、とても楽しく演奏できます。
何回も何回も「いいところ」をお見せしても、ぜんぜん拍手の来ない会場もあります。
そんな時は…(ニヤリ)
さあ、今日は、一生懸命にやらしてもらいます。どうぞ、お楽しみください!」
ここで、割れんばかりの拍手がわきあがったことは、言うまでもありません。
実はこのお祭りは今年で「21回目」です。
20年かかって「するレベル」だけではなく、「聴くレベル」も「観るレベル」も高まってきたのでしょうね。
【追】
お祭りの最後には「餅まき」があります。
今は、どこでも見ることができなくなった、あの「餅まき」です。さあ、来年をお楽しみに!
【追の追】
「餅まき」の参加者の作法は、
餅がまかれた瞬間に「きゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」と声をあげ、両手を高くあげることです。
これが、餅まきのレベルを上げますよ!