自転車のロードレースをご覧になったことはありますか?
今年から始まった「2008みちのくステージレースinいわて」の「第3ステージ」は、今日、紫波町の紫波東部コースで行われました。
男子高校生の部(131km=13.1km×10週)、女子の部(52.4km=13.1km×4周)
そして、
今日は、全国8ブロック代表の選手や、東北各県の代表選手のほかに、
岩手県の男子高校生だけが出場できる、男子高校生オープンの部(65.5km=13.1km×5周)が行われています。
男子高校生の部と男子高校生オープンの部は同時にスタートしましたので、初めの周回のうちは100人を超える選手がゴッチャリとかたまって走ります。
私がいたところは、直角カーブの「19番ャCント」でしたので、スピードを落として通過しますが、それでもこの大人数ですから、転ぶんじゃないか…と、ハラハラです。
ギヤを替える音でしょうか『パキ』『ャL』『パキ』『ャL』…と音を出しながら、選手たちが一団となって通り抜けると
結構強い風が残りました。
【リッショウイン】
私は、今日は「係員見習い」でした。
先月の 高校大会の時 には、スーツを着て何のお手伝いもしていませんでしたが、スキーの大会と同じぐらい人手と人材の必要な競技であることを感じました。
(手伝わないといけないな)
と、自転車競技連盟の理事長さんにお願いして「係員」に入れていただいたのです。
もちろん専門的なことはできませんので、今日は道路の整理をする「立哨員」の見習いで働かせていただきました。
正直に、お手伝いの場を提供していただいて、ありがたいなあ…と感じています。
失礼ながら、競技人口が少なく所帯の小さな団体と思っていましたが、
大きな大会を運営する力と、ボランティアを受け入れる力を持っている競技団体です。
【9月が楽しみ】
私のいたところはコースの「西のはじっこ」でしたので、結構(といっても10人ほどの)お客さんがおられました。
近所にお住まいと思われる60代ぐらいのご夫婦が、最初から最後まで応援なさっていました。
選手が途切れた時に、いろいろなお話をしました。いろんな選手もご存知でした。
奥さんが旦那さんに言うには
「9月の全日本実業団はもっとすごいよ。大人は迫力が違うよ」だそうです。
なるほど、いろいろなレースをご覧になっているから「高いレベル」をご存知なんですね。
(ふと、奥さんが見えなくなったと思ったら、
氷水で冷やした缶入りのお茶を、バケツに入れて、たくさんもって帰ってきました。
そのャCントにいたお客さんや、係員に「どうぞ召し上がれ」だそうです。ご馳走さまでした。)
【誰かの孫のために】
レースが始まる前に、
これも近所のご夫婦が、道路の聡怩�しています。
私が配置になったャCントの
「本当の立哨員」の自転車連盟の方が、
たぶん、お礼を述べながら挨拶に行ったと思います。
帰ってくると、次の顛末とのことでした
▼孫は盛岡工業高校でラグビーをしている。今日は試合で八幡平市に行った。
▼うちの孫が出るわけではないが、
同じ年頃の高校生が、孫と同じようにがんばっているので応援したい。
▼子どもたちが少しでも安全にいい条件で走れるように、今、道路の聡怩�している。
すばらしい地域です。