▽今日は「七五三」
▽「七五三」とは全く関係ないですが、紹介仕事の多かった一日でした
ラグビーをしたい20才の方、講師を探している盛岡市役所の方、
子どもさんの健康を心配して相談できる人を探しておられるお母さん…
実は、こんな仕事がわりと好きなんです。ほっ!
夕方から盛岡市内で「スポーツユニオントーク」という講演を聞き、その後、懇談。
「スポーツユニオントーク」の主催は、岩手大学が「地域貢献」を狙いとして設立した「岩手大学スポーツユニオン」。
ユニオンについては、4月に 関連記事 を書いていますので、どうぞ、ご覧下さい。
ゲストスピーカーは、平成国際大学教授(筑波大学名誉教授)の佐伯年詩雄(さえき としお)先生。
題は「スポーツ・大学・地域社会」を考える。
聴講者は県内5大学(岩手、盛岡、岩手県立、岩手医科、富士)の体育・スポーツ関係の先生方を中心に、私たちのようなスポーツ関係者が入っているという構成。
いろいろ、興味深いお話がありましたが、
是非、皆さんにお伝えしなければ…というお話を一つだけ、お伝えします。
【ダブルキャリア】
最近、スポーツ選手の引退後のことなどを考えて、スポーツ関係団体では、その時の就職などを含む社会参加のために『セカンドキャリア』について取り組んでいます。
たとえば、日本オリンピック委員会では「アスリートへのキャリアサメ[ト」として、2004年から「セカンドキャリアプロジェクト」を発足させ、
『キャリアトランジション』(=競技生活中や引退後の人生の節目の職業などの移行)がスムーズに行えるようにサメ[ト活動をしています。
(関連記事が ここに あります)
で、
佐伯先生は、次のように仰っています。
●「人生 80年時代」となった今、
リタイアしてから次のキャリアに就くというような「セカンドキャリア」の考えから、
一歩進めて、「退職前から地域住民(=地域活動)」となる「ダブルキャリア」が、
80年の人生を幸せに生きるうえでのライフデザインであろう
●80年生きるにあたっては、生きるために必要な「寝る」「食う」などの時間を除いた、
自分でデザインできる時間が35万時間(←たぶん、こうだったと…汗)ある。
わかりやすいモデルプランはこうだ。
仕事に7万とられるから残りは28万、そして7万の社会貢献活動を引いて
残りの21万時間を自分磨きに使う
�@知性を磨く(学問)に7万 �A感性を磨く(件p)に7万 �B身体性を磨く(スポーツ)に7万
これでぴったり。
●そして、仕事以外の活動の受け皿は「地域」しかない。
●ライフデザインは、退職してから考えたのでは間に合わない。
働いているうちに始めないと、間に合わない。
つまり、仕事をしているうちに「地域に戻って活動する」
あるいは「活動の受け皿となるべき地域を整備する」ことを並行して始めなければ、
人生80年時代を幸せに生きることができない。
●この「並行して始める」ことが「ダブルキャリア」である
一つ目のキャリアが終わって次のキャリアという印象の強い「セカンドキャリア」ではいけません。
ぎゃぁ!やられたぁ!
講演聴くべし、本は読むべし、話はするべし…
おっと、大切なこと、スポーツするべし、スポーツ観るべしを忘れるところだった。