アジア大会でブログ「解禁」 日本オリンピック委員会(JOC)は9日、国際総合大会に参加する日本選手団の選手や役員が大会中に本人の公式ホームページやブログの日記などで個人的な見解を公開しても問題ない、と発表した。12月のドーハ・アジア大会から、新聞やテレビ、雑誌以外で選手らの思いや考えに触れる機会が増えそうだ。 五輪憲章は選手らの「メディア活動の禁止」を定め、アジア大会もその規則に準じている。違反すれば資格認定を失う場合もある。ブログなどでの個人的な意見については明確な解釈がないため、トリノ冬季五輪では「規制がかかる」という表現で事実上禁じた。 しかし違反ではないともとれる指針もあったため、ドーハ・アジア大会を機に洗い直した。JOCは国際オリンピック委員会とも話し合い(1)利益獲得を目的としない(2)本人撮影の写真などを掲載しない≠ネどの条件で公開を認めた。[2006年11月9日19時33分 nikkansports.com]選手の「感覚」を知らせてくれれば、見どころがかわってもっとスポーツが面白くなるでしょうね。 【参考】 スポーツ選手のブログはたくさんありますが、私は、陸上競技の 為末選手 、フリースタイルスキーの 上村選手 の「スキーのこと☆」など、個人競技の選手のものに、選手自身の感覚や気持ちが上手に書かれているものが多いので、よく読んでいます。 ちなみに、もう更新はされていませんが、岩手県のアルペンスキー 土樋選手 のブログもオススメです。
選手の気持ち
▽志波三山から吹き降ろす風の中、ラグビー2試合…寒かった。
東北クラブ選手権決勝 紫波オックスRFC(岩手) 35≠V ニッカンラグビークラブ(秋田)
トップイースト11 釜石シーウェイブス 29・0 ブルーシャークス** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** ** **
「選手しか知りえないこと」がたくさんあります。
今年の国民体育大会ライフル射撃競技を観戦して書いた、私の記事が ここに あります。
勝手なことを想像して、書いたものでしたが、
国体が終わり、しばらくして、私が記事に書いた選手の方から、お手紙をいただきました。
A4版2枚にワープロ打ちです。
ご本人のお許しも得てはいませんが、少しだけ内容を抜粋してご紹介します。
●「がんばろう!岩手のスポーツ」を拝見させていただきましたが、hirafujiさんは読唇(心)術を身につけているのではと思うぐらい私が射撃している時の心理を的確に表現されていらっしゃいました。
(記事が大幅には外れていないと仰っていただいています。ありがとうございます。)
●私が試合をしている時の心理状況ですが、…<略>…、1発ごとに銃の片付けの位置、銃の傾き、足の位置、標的・銃前方の照準器・後ろの照準器の同心円の確認、さらに引き金は非常に軽く引けるようになってるのでボヤーとして暴発しないようにひとつひとつ確認しながら、最後に「よし」となったら撃っているので、これを60回繰り返すと心身とも非常に疲れます。
(えっ!? うつ伏せで撃つ「伏射」なのに足の位置まで気を配る!)
●我々の競技は相手と戦う競技ではなく、自分が悪ければそれが結果として表れるものなので、やはり自分が悪いということは重々理解して反省しております。来年は秋田国体ですが…<略>…最後の国体と思って600点を目標に頑張りたいと思います。
(そうか、自分の精神・身体をコントロールした結果が点数で出てくる競技か!)
どうでしょう、私のブログなど所詮「想像」のもの。
当然、お手紙をいただいてはじめて知る、選手しか分からないことがたくさんあるんです。
そこで、
12月のアジア大会には大いに期待しています。